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ラジオ番組

山下泰則のモーニングディライト ~あの夏、「吉田くんの詩」が教えてくれたこと~

番組ID
R22821
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放送日時
2019年04月29日(月)06:55~11:10
時間(分)
79
ジャンル
adaptive_audio_micトーク・ワイドショーcinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
南海放送(RNB)
製作者
南海放送(RNB)
制作社
南海放送(RNB)
出演者
山下泰則、リポーター:宇都宮郁美
スタッフ
制作:稲田貴志
概要
ラジオが、音楽が、豪雨の被災者を励ましたというドキュメント。◆2018年7月、中四国を中心に愛媛県各地を襲った「西日本豪雨」。宇和島市吉田町は県内で最多となる13人が犠牲となった。8月下旬、吉田町で電気店を営む山本さんは、復旧復興に向け立ち上がる町の人たちを少しでも応援したいと思い立った。そして、四半世紀前に町民に親しまれた歌「吉田くんの詩」をラジオで放送してほしいと、南海放送の山下泰則アナウンサーにその気持ちを伝えた。歌が、音楽が、被災者の励みになるのかどうか、大半のスタッフは半信半疑だった。が、その歌詞が「もしかしたら、がんばっている吉田町の人たちを励ますきっかけになるかもしれない」と考え、この曲をかけながら復興情報を伝えるコーナーを放送することにした。音楽は町民の心を励ましたのか、ラジオは被災者に寄り添えていたのか。この歌が教えてくれた「復旧復興で音楽が果たしてきた役割」を考える特別番組。

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小笠原順子さんは2000年シドニー五輪の女子平泳ぎ元日本代表。小学校高学年から国際大会に参加し、19歳でメダル候補に挙げられたシドニーだったが、レース直前に激しい腰痛に襲われ棄権。間もなく水泳の世界を離れ大学を卒業し、企業に就職した。2016年、東京出身の小笠原さんが出張先の大分県竹田市を訪れた際、清流の美しさに子どものころ本当に水が好きだったことを思い出した。3年間の竹田の地域おこし協力隊に参加することを決め、そこで田舎町とへりくだる竹田の人々に郷土の誇りに気づいてもらおうと、地域の人たちが出演する映画を作ることにした。民家に眠る8mmフィルムを集めて地域の人たちとアフレコに挑戦。懐かしい思い出、地元のアイデンティティー、音は記憶をよみがえらせる。竹田の素晴らしさを再発見した地元の人たちから感謝の言葉をかけられた小笠原さん。次の目標は、子どもたちがありのままの姿でいられるように、馬を用いたセラピーの牧場づくりだ。小笠原さんは、成功しても失敗しても、目の前の現実は必ず自分の力になるということを信じていると語る。


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