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radio
ラジオ番組

FMシアター ドライビング・レコード

番組ID
R23270
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放送日時
2019年06月15日(土)22:00~22:50
時間(分)
50
ジャンル
recent_actorsドラマ
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK、NHK名古屋
出演者
スタッフ
作:柳光博、制作統括:吉永証、技術:山本能弘、効果:澤田智哉、演出:小野見知
概要
1年前、ひとりの画家が自殺した。荻田沙良、“美しすぎる画家”として彗星のごとく現れた若き天才画家だった。なぜ彼女は自殺を図ったのか。謎に包まれた死の前日、彼女は車であちこちを巡っていた。警察は、死に場所を求めてさまよっていたのではないかと言う。カーナビに残された履歴を辿り、死の真相を突き止めようと集まったのは、見ず知らずの男女3人。画家の青井(坂元健児)、沙良を売り出した画商の赤亀(富沢亜古)、そしてこの旅の企画者・緑原(中川晃教)。1年後の同じ日、同じ時刻に、彼女と同じ道を巡る旅。そのドライブはやがて、彼らの心を浮き彫りにしてゆく。
受賞歴
ギャラクシー賞(第57回選奨)

同じ年代の公開番組

朗読ドラマ 安珍と清姫の物語

今から1000年余り前、聖地熊野は古の人々にとって祖霊のこもる根の国、イザナミが赴いた黄泉の国であったという。若き山伏・安珍が熊野の参拝に訪れた際、常宿としていた真砂庄司清重の娘・清姫は、眉目秀麗の安珍に心を奪われた。心を打ち明けた清姫に、安珍は御仏に使える身と断るが、清姫は首を振り続け、困り果てた安珍は「参詣を終えたら戻ってくる」と偽りの誓いをしてしまった。だが安珍がその誓いを破ったため、清姫は怒りの炎に包まれ、安珍が渡河した川の手前で大蛇へと姿を変える。背後から迫りくる怨嗟の声にひたすら恐れおののく安珍。そして舞台は紀州道成寺の釣り鐘へ。不安や怖れ、様々な感情が二人の若者の間を交錯し、大蛇が吐き出す炎が最後は安珍の潜む釣り鐘を包み込む。悲恋の物語は、ともに踏み越えた川がまるで三途の川であったかの如く、古の熊野、黄泉の国へと深く沈み込んでいくのであった…。語りにより安珍と清姫の物語を終え、清姫の激情と安珍の怖れとの共振を、津軽三味線の弦の震えで表現し、若き二人の物語が黄泉の国へと回収されていく様を描き出す。


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