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ラジオ番組

もぐもぐぞわっと ~ASMRはなぜ人を魅了するのか~

番組ID
R23331
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年05月30日(日)16:30~17:00
時間(分)
29
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成school教育・教養
放送局
IBC岩手放送
製作者
IBC岩手放送
制作社
IBC岩手放送
出演者
スタッフ
制作:若林高行、構成:滝村知大、録音:佐藤正昭、演出:滝村知大
概要
2018年ごろから放送メディアにも取り上げられるようになった「ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response=自律感覚絶頂反応。人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地よい反応・感覚のこと)」。ものを食べるときの咀嚼(そしゃく)音や薪が燃える焚火(たきび)の音など「その音」だけを紹介するメディアが増えている。どのような音を心地よいと感じるかは個人差がある。人々はなぜ、ASMRに引き寄せられるのだろうか。文化的背景は感じ方に影響するのだろうか。胎児のときの聴覚刺激は、成長後にも影響するのだろうか。外国人や「ASMRアプリ」の開発者、医師へのインタビューを通して、ASMRの謎に迫る。

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ERのオーケストラ

救急医・岩田充永さんは藤田医科大学病院で救命救急センター長を務めている。この病院は、2020年2月厚労省の要請を受け、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」に乗っていた新型コロナウイルスの無症状病原体保有者と濃厚接触者の受け入れを決める。近所には小学校もあり、二次感染を防ぐことが最大の課題でもあった。番組では、岩田さんをはじめ「目の前の患者にベストを尽くす」コロナ禍のリアルな救急医の姿を取材した。◆岩田さんは、重大な局面での対応力や専門医とのコミュニケーション力、またチームを動かすリーダーシップなどの救急医のあり方を「オーケストラの指揮者」にたとえて表現する。外科医中心の救急医療と医学研究中心の専門医を本流としてきた日本の医療の歴史にしばしば壁を感じ、現在に至るまで、内科・麻酔科医出身の救急医としての葛藤や自身が切磋琢磨してきた強い思いがあった。ERは北米の救急診療体制で、保険制度も異なることから単純比較はできないが、国内でも救急診療の需要に応じて10年程前からER型救急診療体制を導入する総合病院が増えている。岩田さんの目指すERは、出身診療科にとらわれず初期診断と治療が出来る臨床能力を備えた医師(救急総合医・救急専門医)の育成と、全ての急患を受け入れる診療体制だ。


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