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ラジオ番組

ラプソディー・イン・ミュージック〔31〕

番組ID
R24325
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2023年04月02日(日)19:00~19:55
時間(分)
54
ジャンル
music_note音楽
放送局
エフエム鹿児島(μFM・FM鹿児島)
製作者
エフエム鹿児島(μFM・FM鹿児島)
制作社
エフエム鹿児島(μFM・FM鹿児島)
出演者
井上明、聞き手:遠山明男
スタッフ
制作:遠山明男、演出:松下順一、構成:遠山明男
概要
エフエム鹿児島にて2018年5月から隔月で放送中の「ラプソディー・イン・ミュージック」。戦後、レコード会社主導、独占状態だった日本の大衆音楽産業の変遷を中心に、音楽をもっと身近に気軽に楽しめるよう取り組んだ人々を、当時のヒット曲とともにたどる番組。◆今回は「日本の女性ロックボーカル特集」と題して、サディスティック・ミカ・バンド、アン・ルイス、内藤やす子、金子マリ、カルメン・マキ、BARBEE BOYS、シーナ&ロケッツの楽曲を紹介していく。

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名古屋を中心にライブ活動を続けるアート集団「ゴミンゾク」。彼らが奏でる楽器はすべて海洋ゴミから作られている。例えば、ペットボトルのキャップと漂着したブイ、釣り糸を使った「プラチックギター」、魚をイメージした馬頭琴ならぬ「魚頭琴(ぎょとうきん)」など、ネーミングもユニークだ。すべての楽器製作を手掛けるのはリーダーの大表史明さん。独学で作られた楽器から生み出される音は、ゴミ由来とわからないほど本格的である。大表さんが海洋ゴミを使った楽器作りに携わるきっかけは、環境保護団体「サンクチュアリNPO」で活動していた佐々木善之さんの存在だった。佐々木さんは2001年から静岡県浜松市の海岸で海洋ゴミの回収を続けている。佐々木さんによるとゴミの量は右肩上がり。鳥類や絶滅危惧種のアカウミガメなどに深刻な被害をもたらしている。佐々木さんは「地域を汚すと人の生活も身体も汚れる。この問題を他人事にせず、自分たちの生活から改善していくことの重要性を伝えたい」と語る。番組では海洋ゴミから楽器を作り出す際のエピソード、楽器たちが生み出す音色、大表さんらゴミンゾクのメンバーや佐々木さんのインタビュー、ゴミンゾクの演奏もオンエア。ゆったりとして澄みきった音の数々に耳を傾けながら、少しでも海に想いを馳せ、日ごろの暮らしを見つめなおす。


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