テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

金曜ドラマ 聖者の行進〔1〕 青い空はぼくの友達

番組ID
010046
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
1998年01月09日(金)22:00~22:54
時間(分)
47
ジャンル
recent_actors
ドラマ
放送局
TBSテレビ
製作者
TBSテレビ
制作社
TBSテレビ
出演者
スタッフ
脚本:野島伸司、音楽:千住明、演出:吉田健、プロデューサー:伊藤一尋、撮影:長谷川昇司、照明:杉本三智男、効果:御園雅也、美術:小瀬正尚、技術:小南朗、音声:二瓶尚穂
概要
知的障害者という弱者への虐待を通じて、偽善の衣の下にある、人々の持つエゴや弱さ、純粋さや優しさを描き出すドラマ。◆第1話「青い空はぼくの友達」。知的障害を持つ町田永遠(いしだ壱成)は、母親・基子と義理の父親、義理の弟と4人家族。だが家族は永遠との生活に疲れており、永遠は障害を持つ人々が働く工場で、住み込みで働く事になる。そこでは、高原廉と鈴の兄妹や、水間妙子、加賀美歩、猪瀬辰雄らが、寝食を共にして働いていた。彼らの楽しみは近所の高校で、音楽教師の葉川もも(酒井法子)がボランティアで教える音楽の授業を受ける事だった。早速仲間に加わった永遠は、偶然拾ったPHSの持ち主・土屋ありす(広末涼子)を学食で見かけるが、渡しそびれてしまう。その夜、工場に帰った永遠は、社長の竹上光輔(段田安則)の妻・裕子の宝石を盗んだと濡れ衣を着せられ、“しつけ”の名目で殴る蹴るの暴行を受けた。たまりかねた永遠は、工場を脱走し自宅へ帰る。しかし家族から疎まれていたことを認識し、しかたなく工場へ戻っていく。

同じ年代の公開番組

ふるさと紀行・日本の調べ 山間に流れる浜辺の歌 ~浜辺の歌~(秋田)

放送35周年を迎えた「ふるさと紀行」。このシリーズは「次世代に伝えたい歌」をテーマに、懐かしい唱歌、童謡など心に残る歌のふるさとを訪ねて日本列島を縦断する。(1998年4月5日~1999年3月28日放送、全50回)◆哀愁を帯びたメロディーが心に染みる成田為三作曲の「浜辺の歌」(作詞:林古渓)。この歌は大正5年、為三が東京音楽学校在学中の22歳の時に作曲した。為三の生誕の地は秋田県北部の森吉町。町の中央を流れる阿仁川はかつて秋田杉を運ぶ重要な水路だった。町の8割が森に覆われブナ林が多い。森吉町は「森と湖とメロディー」の町である。毎年10月29日には為三が眠る龍淵寺で墓前演奏会が行われ、少年少女達が「浜辺の歌」を歌う。「浜辺の歌」は昭和22年に文部省の教科書「中学音楽」に採用された。戦後のすさんだ世相のなか「浜辺の歌」はその優しく美しい旋律が中学生たちの心をとらえ、為三の名は世に知れ渡った。いま森吉町の子供たちが碑の前で歌う「浜辺の歌」は森吉の人たちの宝物なのだ。


school教育・教養cinematic_blurドキュメンタリーmusic_note音楽tvテレビ番組