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テレビ番組

信州人物風土記 近代を拓く〔13〕 島木赤彦

番組ID
012454
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放送日時
1985年04月21日(日)
時間(分)
27
ジャンル
school教育・教養
放送局
信越放送(SBC)
製作者
信越放送(SBC)
制作社
信越放送(SBC)
出演者
語り:那須重信
スタッフ
制作:滝沢忠義、撮影:水谷亮一、撮影:矢島利男、構成:滝沢忠義
概要
信州人物風土記は、明治~昭和期に各界で活躍した長野県ゆかりの人物を取り上げ、その功績と生涯を解説するシリーズ。◆今回は、長野県出身の歌人・島木赤彦(1876-1926)を紹介する。◆島木赤彦は、1876(明治19)年、長野県諏訪市に生まれた。郷里で小学校教員を務めながら短歌をつくり、伊藤左千夫に師事した。作風は、初め万葉風と写生を強調し、のちに東洋的な象徴主義を目指した。1914(大正3)年に上京し、短歌雑誌『アララギ』の編集にあたり、斎藤茂吉とともにアララギ派の中心となって活躍した。「みずうみの氷は解けてなほ寒し三日月の影波にうつろう」など、諏訪湖の歌を数多く残した。『氷魚』『太虚集』『柿蔭集』などの歌集、歌論書がある。1926年3月27日、「魂はいづれの空に行くならん我に用なきことを思い居り」という絶筆を残してこの世を去った。

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