テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

天皇の世紀〔6〕 異国

番組ID
012647
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
1971年10月09日(土)22:00~22:56
時間(分)
48
ジャンル
recent_actorsドラマswords時代劇
放送局
ABCテレビ(朝日放送)
製作者
国際放映
制作社
ABCテレビ(朝日放送)、国際放映
出演者
スタッフ
原作:大佛次郎、プロデューサー:太田寛、プロデューサー:中沢啓作、プロデューサー:神谷吉彦、脚本:岩間芳樹、音楽:武満徹、撮影:西川芳男、照明:矢口明、録音:大野久男、美術:朝生治男、時代考証:林美一、衣装:上野芳生、助監督:宮越澄、編集:平木康雄、整音:豊田博、制作担当:小林晋貮、監督:高橋繁男
概要
大佛次郎が膨大な資料を駆使して取り組んだ明治維新史の映像化。単なる娯楽にとどまらず、知的エンタテインメントを目指す試みとして、一話ごとに新しい演出法がなされた。(1971年9月4日~11月27日放送、全13回)◆第六回「異国」。木村摂津守(津川雅彦)、勝麟太郎(中山仁)、福沢諭吉(大出俊)、中浜万次郎(マコ岩松)ら日本人65名と、アメリカ海軍軍人11名を乗せた咸臨丸は、日本初の渡洋航海に出発した。木造蒸汽艦、約300トン、向かうは米国サンフランシスコ。嵐が続く航海、狭い艦内の極限状況の中での日米両国人の人間模様を描く。
受賞歴
ギャラクシー賞(第11回ギャラクシー賞(シリーズに対し))、テレビ大賞(第4回テレビ大賞(シリーズに対し))

同じ年代の公開番組

戦艦陸奥 海底よりの帰還

戦艦陸奥の引揚げを待ち望んできた一人の年老いた母と、28年ぶりに収容された遺骨との対面を中心に、人間の歴史そして魂の記録をみつめる。英霊への鎮魂の祈りをこめ、未来に向かって生きる日本人の心の原点となることを願い制作された。放送番組センター協賛番組。◆かつて日本海軍の象徴だった戦艦陸奥。大正10年に横須賀海軍工廠で完成し、全長225メートル、排水量4万3700トンを誇る、当時世界最大の巨大戦艦だった。しかし、第二次世界大戦中の昭和18年6月8日、陸奥は山口県柱島沖に停泊中、三番砲塔付近から突然煙を墳き上げ、爆発を起こし沈没。三好艦長以下1360名の船員が尊い命を失った。戦後も陸奥は水深42メートルの海底に深く沈んだままだった。◆昭和45年6月、サルベージ会社により陸奥の引き揚げ作業が始まった。しかし作業は難航し、当初の引き揚げはワイヤーが切れて断念。翌年の昭和46年3月、ついに四番砲塔と艦尾が引き揚げられ、艦尾から多くの遺品や遺骨が収集された。陸奥の沈没から実に28年後のことであった。番組では、沈没事故で息子を亡くした老婦人の姿を通じ、海底からの帰還を待ち続けた遺族達の思いをたどる。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組