テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

いきいき!夢キラリ ぽけっとおばさんの子育て応援団

番組ID
201117
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2008年01月14日(月)09:55~10:25
時間(分)
27
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
山梨放送(YBS)
製作者
山梨放送(YBS)
制作社
山梨放送(YBS)、ファーストビジョン、民間放送教育協会
出演者
語り:酒井康宜
スタッフ
構成:松島美沙、撮影:早川隆史、撮影:岡部常夫、音声:大久保達朗、音声:秋山幸江、編集:梅津亮輔、音声:飯野泰央、CG:中村七生、演出:久保島一彦、制作:土橋巧
概要
ケーブルテレビ局で放送されている子ども番組の人気者「ぽけっとおばさん」こと宮沢さんが、子育て支援活動に取り組む姿を追う。◆6年間勤めていた保育士の仕事を辞めて山梨へ嫁いできた宮沢さん。知らない土地で、孤独と不安の中で育児をしていたが、共感できる仲間を探したのがきっかけで子育て支援サークルを始めた。それから16年、今では年間70組以上の親子が集まるサークルになった。NPO法人「ちびっこはうす」の代表として、地域ぐるみ企業ぐるみの子育て支援、子育てをしやすい環境作りに向き合う日々が続いている。

同じ年代の公開番組

ふくしまの素顔 吉田富三 ~浅川町が生んだ世界の医学者~

吉田富三は明治36年(1903年)2月10日、当時の浅川村本町に造り酒屋の長男として生まれた。東京帝国大学医学部を卒業、病理学を専攻、世界で初めて科学物質によってラットの肝臓に人工がんの生成に成功した。この研究はのちにイギリスのE.L.ケナウェイらの研究と共に、発がん性化学物質を究明する糸口をつくった。この功績により昭和11年、帝国学士院恩賜賞を受賞し、昭和18年6月には、がん細胞の究極の姿とも言われる液状のがんをラットの腹水から発見した。いわゆる「吉田肉腫」と呼ばれる生きたままのがん細胞である。吉田肉腫の発見によって、がんの化学療法への新しい道を開いた。◆吉田富三はがん研究にとどまらず「人間が病気になるということは、身体だけではなく心も病んでいるのだから、その心にまで温かい手を差し伸べるのが、真の医者だ」という考え方から、医療制度の改革にも取り組み、医師の在り方などについての問題提起をするなど力を尽くした。また文部省の国語審議委員として、戦後の国語政策を正道に戻すための発言と活動を繰り広げた。吉田富三博士は文化勲章、勲一等旭日大綬章を受章するなど、大いなる功績を残し、昭和48年4月27日、70歳で世を去った。◆平成5年には、故郷、浅川町に『吉田富三記念館』が建設され吉田富三博士の顕彰事業として毎年、財団法人浅川町吉田富三顕彰会と日本癌学会が共同して、日本の癌研究に功労のあった人に「吉田富三賞」を贈っている。また県内の小学生を対象とし「吉田富三子ども科学賞」を制定して「理科研究の優れた小学生」に賞を贈っている。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組