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テレビ番組

奥飛騨に風をはこべ ~最後の難関 飛騨トンネル~

番組ID
201241
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放送日時
2007年05月31日(木)03:12~04:02
時間(分)
47
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
中京テレビ放送(CTV)
製作者
中京テレビ放送(CTV)
制作社
中京テレビ放送(CTV)、中京ビデオセンター
出演者
語り:大杉漣
スタッフ
構成:鍵谷真二、演出:丹羽浩治、制作:瀬古隆司、撮影:橋本吉彦、撮影:鈴木賢司、音声:谷川和也、音声:鹿島光治、音声:浜口崇、音響効果:伊藤琢磨
概要
世界遺産・白川郷と高山を結ぶルート上にある飛騨トンネルは全長10.7キロ、道路トンネルとしては全国2番目の長さとなる巨大トンネル。着工から8年、最終段階に入った工事と、現場で働く人々の思いを追う。◆掘削用の重機・TBM(トンネルボーリングマシーン)を工事開始から駆使してきた入口さんの掘削チームは、このトンネルをTBMで貫通させようという夢を抱き、老朽化していく機械を労わりつつ、予想外の劣悪な地層も超えてきた。しかし2005年、過去最悪の粘土層に挟まれ、あとわずかの地点でTBMが停止した。掘削チームは8年間の戦友を救出しようとさまざまな策を講じるが、いずれも失敗。現場状況が悪化する中、工期のリミットが迫ってくる。

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映像’07 夫はなぜ、死んだのか 過労死認定の厚い壁

大手自動車メーカーの工場で働いていた内野健一さんは5年前、30歳の時、夜勤労働の残業中に突然倒れ、死亡した。直前の健一さんの残業時間は月140時間を超えていた。妻の博子さんは、幼い子ども二人を抱えながら、夫の長時間労働を調査し、労災認定を求めたが、労働基準監督署は、長時間労働は認められないとして却下。予想外の判断を導いたのは、会社の勤務体系だった。納得のいかない博子さんは、国を相手に労災認定を求めて裁判を起こす。一方、大手自動車メーカーでシート設計を担当していた小松弘人さんは、42歳の時、会社の屋上から飛び降り自殺。遺族は、長時間労働と人事異動で慣れない職場でのプレッシャーでうつを発症したのが自殺の原因だとして、労災申請をしたが、会社側は認めず、裁判で全面的に争った。その後和解したものの、遺族は、息子を救えなかったと、今も自ら責め続けている。番組では、6年にも及ぶ健一さんの労災認定を巡る争いと、上司らの証言を詳細に検証するとともに、様々な過労死裁判を闘う家族とそのケースを多角的に検証しながら、この国の労働実態が、どれだけ過酷なものか、過労死が増え続ける背景を明らかにしてゆく。


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