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テレビ番組

NHKスペシャル 子どもたちの戦争 ~戦時下を生きた市民の記録~

番組ID
201674
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放送日時
2004年08月15日(日)21:00~21:58
時間(分)
58
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
スタッフ
撮影:稲川英二、取材:稲川英二、取材:古澤敦、音声:服部吉隆、音声:小牧真子、照明:森山正太、リサーチ:小山内園子、編集:小澤良美、編集:大図貴子、映像技術:西澤光紀、音響効果:小野さおり、音響効果:神山勉、構成:右田千代、制作統括:藤木達弘
概要
戦争を子どもとして生き抜いた人たちは60代、70代となった。戦後大切にしてきた当時の品々を、資料館に納める動きが広がっている。戦禍で家族全員を失い、父の形見の葉書を納めた人。学徒動員され自ら作った砲弾を、悔恨とともに納めた人。子どもから家族や笑顔を奪った戦争の記憶を次世代に伝えたいという「戦時下を生きた子どもたち」の思いに耳を傾ける。
受賞歴
ギャラクシー賞(第42回奨励賞)

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追悼 杉本健吉画伯 感激は受胎

2004年2月にこの世を去った画家・杉本健吉氏は「感激は受胎」という言葉をよく口にした。毎日の生活の中で垣間見る命の感激が新たな創作を生む源だという意味である。絵画のみならず、陶芸、木彫、紙工作など様々な創作に取り組む姿を15年にわたって追い続けた膨大な取材映像を元に、杉本画伯の画家人生を振り返る。◆杉本画伯に心酔する画家・黒田征太郎さんが愛知県美浜町立上野間小学校の子どもたちを杉本美術館に招き、「杉本さんの絵をみて感じたことを絵にしてみないか」と話しかけた。子どもたちは様々な作品から感じとったものを絵や工作で表現した。感受性に満ちた子どもたちの作品を見て、黒田さんは、いつまでもその感覚を持ち続けて欲しいと子どもたちにやさしく語る。その後、美術館を出た黒田氏は、杉本画伯の四女清子さんの案内で画伯が好きだった場所を巡る。「船の家」「聚楽園」「旧カブトビール工場跡」、そして自宅へ。自宅アトリエの机の上には、画伯愛用の筆や絵具がそのまま残されており、黒田氏はそれらがごく普通の絵具や筆であることに驚く。杉本画伯がカブトビール工場跡を描こうとしていた100号キャンバスもそのまま残されていた。清子さんは、そのキャンバスを使って、画伯が計画していた工場跡の絵を黒田さんに描いて欲しいと提案した。黒田氏はいったんは固辞するが、絵を描くことを決意する。


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