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テレビ番組

生きる×2 里山 緑の狩人たち

番組ID
203692
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放送日時
2008年07月26日(土)05:30~06:00
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
熊本放送(RKK)
製作者
熊本放送(RKK)
制作社
熊本放送(RKK)、RKKメディアプランニング、民間放送教育協会
出演者
ナレーション:江上浩子
スタッフ
撮影:橋本広墾、撮影:大森浩一、編集:木下浩、整音:西哲司、ディレクター:井上佳子、プロデューサー:村上雅通
概要
熊本県水上村湯山地区は、宮崎との県境にある里山。集落を覆う九州脊梁山地の森は、ブナ林の南限。水上村の民宿「いろり」は、村人たちの集いの場になっており、猪、鹿、ヤマメ、蜂の子など、山の恵みを肴に焼酎を酌み交わす光景がよく見られる。無理をせず、人と自然が折り合いをつけ、助け合って生きる里山の暮らしから、豊かに生きるヒントを探る。◆椎葉武守さんは猪猟師。しかし、ここ数年猪の数は減り続けている。広葉樹の森が減り、餌となる木の実が少なくなったためではないかと見られている。猪が減る一方で、鹿は増え続けている。猪猟に行って鹿と出くわすこともしばしばだが、椎葉さんが鹿を撃つことはない。撃てばそれなりにお金にはなるが、山からは必要な分だけしか受け取らないのが信条だからだ。「いろり」の主、稲葉守さんは、椎葉さんたちに提案して焼畑に挑戦した。枯れ木を焼いて土に返し、その地力で作物を育てる焼畑は最も理にかなっていると思っているのだ。山に人が入ることで、山と人が近くなると稲葉さんは考えている。

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