テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

震災15年特別番組 生きる この街で 第4部 わたしたちの復興

番組ID
204932
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2010年01月17日(日)19:00~20:54
時間(分)
103
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーondemand_video報道・時事
放送局
サンテレビジョン(SUN)
製作者
サンテレビジョン(SUN)
制作社
サンテレビジョン(SUN)
出演者
スタッフ
制作:天津悟
概要
1995年1月17日の阪神淡路大震災から15年。特別番組「生きる、この街で」第4部のテーマは、「復興まちづくり」と「復興住宅の暮らし」。◆「復興まちづくり」では、被災地内で最大規模の復興再開発が進むJR新長田駅南地区にスポットを当て、これまでの再開発の明暗を検証するとともに、「鉄人28号モニュメント」を核にしたまちづくりの現状と今後について、VTRや中継で紹介する。「復興住宅の暮らし」では、最大規模の復興住宅「ベルデ名谷」などで生活する人たちを取材し、コミュニティーづくりの現状と課題を考える。◆また“忘れえぬ場所・忘れえぬ品”として視聴者から募集した「震災エピソード」を取材し、VTRを交えて紹介する。そして震災15年の追悼行事など、「1.17」当日のニュースも伝える。
放送ライブラリー以外で視聴可能な施設

同じ年代の公開番組

プレミアム8 ワイルドライフ 京都法然院 いのちの庭

京都、東山山麓にひっそりと佇む古刹・法然院。山に囲まれた京都の中でも、比叡山へと36の山々が連なる東山は、自然が色濃く残る場所。法然院はそこで800年以上の歴史を持つ法然上人ゆかりの寺だ。古びた山門をくぐると、四季を通じてサクラやフジ、アジサイなどの花が苔むした境内を彩り、掃き清められた白砂壇や日本庭園が本堂に調和する。そして背景に迫る常緑樹の深い森。◆ところが、京都ならではのそんな風景に目を凝らすと生き生きとした命の世界が見えてくる。池では珍しいモリアオガエル、タゴガエルが繁殖し、それらの小さな生き物を糧にアオバズク、オオルリ、サンコウチョウなどの渡り鳥が繁殖に訪れる。境内の花や果実はムササビの子育てを支え、イノシシやタヌキも食べに来る。地表のコケにも、クマムシ、ワムシなど微生物たちの連鎖の宇宙が広がっている。◆「人は縁あって他の生き物の命を預かって生かされている。その生き物同士の支え合いを自然という」。住職の想いそのままに、法然院の庭は生命が結び合い、森羅万象に満ちている。命とは何か、自然とは何か。庭園の四季と美しい仏事の光景を織り交ぜながら、驚きと感動に満ちたいのちの繋がりを見つめる。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
ザ・ドキュメンタリー 人生の教室 ~カンボジア日本人教師~

カンボジアで日本語を教えている檜尾睦先生は70歳。日本語教師になったきっかけは、岡山の公立中学の校長時代にネパールの学校を訪問したこと。貧しい中、懸命に勉強する子どもたちの姿に心を打たれた。彼女は日本語教師の資格を取り、定年後の2000年にNGOの募集記事を見て迷わず応募した。無給・生活費持ち出しを承知の上でのことだった。◆初めて踏み入れた教室には、27人の子どもた待っていた。クメール語の分からない教師と、日本語・英語の分からない子ども。先生はかまわず日本語で日本語を教えた。あいさつのできない子、宿題をしてこなかった子には厳しくしかった。その一方で欠席した子どもを気にし、授業の合い間を縫っては子どもの家を訪れ、子どもの様子を聞き、両親に日本語を学ぶ意味を説き続けた。◆カンボジアで暮らして10年。日本語を身につけ、ホテルマンや観光ガイドなどとして自立する教え子も生まれ、先生の出身地・岡山では、教え子を留学生として受け入れてくれる高校も出来た。第二の人生の足跡を着実に残した彼女。「子どもを助けるつもりが、逆に助けられていた」と振り返る。◆最初の教え子たちが、彼女を悲しませ帰国させないよう、言葉の意味は分からなくても彼女の発音通りにオウム返しするよう、打ち合わせていたことを、彼女は後年知ったという。教師として子どもたちを育てる舞台を日本からカンボジアに移した今も、その笑顔はきらめき続けている。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組