テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

テレビ小劇場 宮本輝と蛍川

番組ID
001393
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
1978年06月30日(金)00:50~01:35
時間(分)
45
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーrecent_actorsドラマschool教育・教養
放送局
北日本放送(KNB)
製作者
北日本放送(KNB)
制作社
北日本放送(KNB)
出演者
スタッフ
構成:堀川正治、演出:堀川正治、制作:広瀬正一、撮影:鈴木敏夫、照明:橋本一幸、美術:坂田嘉英、編集:野崎賢三、録音:西村勇、技術:中村進
概要
第78回芥川賞を受賞した「蛍川」は、富山市内を流れるいたち川が舞台となっている。作者の宮本輝が富山の風土を素材にしてつくりあげた虚構の世界を映像化し、彼がこの作品で何を表現したかったのかを探る。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第26回日本民間放送連盟賞娯楽番組部門優秀賞)

同じ年代の公開番組

中国地方のまつり べっちゃーまつり ―広島県・尾道市―

尾道市で「一宮さん」と呼ばれて親しまれている吉備津彦神社は、東土堂町の宝土寺境内にあり、毎年11月3日には「べっちゃ祭り」が行われる。神輿の巡幸が祭事の主体ではあるが、先導をするのが「べっちゃー」と獅子舞である。◆「べっちゃー」は神話や謡曲、狂言に出てくる異形の顔で3種あり、「べた」が武悪武神の容貌を、「そば」はオロチを、「ショーキ」は天狗の猿田彦命を表し、これらの面を被った氏子3人が、祝儀やササラを持って、子供らを追い回す。「べっちゃー」は「べた・そば・しょーき」が訛って祭名になったらしい。社伝によると、江戸期の文久4(1807)年に飢饉で悪疫が流行り、尾道奉行が病魔退散を祈願した際、“神輿を先頭に異様な形相の者たちが、行列の先導を務めた”事に由来すると言う。尾道では、祝棒やササラに突かれると良いことがあるとされ、母親も泣きわめく幼児を、わざと差し出す。悪童やお転婆達は、3怪人の名前を囃したて、追いつ追われつ、路地から路地へと走りまわる。市内は終日、急調子の笛太鼓と子らの歓声に包まれるのである。昭和37年、尾道市の重要民俗資料に指定された。


school教育・教養tvテレビ番組