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テレビ番組

真実への道程

番組ID
001442
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放送日時
1978年09月24日(日)23:45~00:30
時間(分)
39
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
四国放送(JRT)
製作者
四国放送(JRT)
制作社
四国放送(JRT)
出演者
ナレーター:新田昌玄
スタッフ
撮影:山田文雄、撮影:岩崎一道、撮影:和田啓一、編集:林裕孝、題字:渡辺倍夫、選曲:魁生理、音響効果:橋本潤一郎、録音:三原豊次、ディレクター:胡田俊一、プロデューサー:鈴江徹
概要
この番組は、1953年(昭28)11月5日に徳島市で起きたラジオ商殺し事件で、夫殺しの汚名を負わされた内縁の妻・冨士茂子さんが、懲役13年の刑を受け、出所したあと無実を主張して第5次の再審請求を進める運動の記録。番組は、事件を振り返り、裁判に関係した人たちの声をもう一度聞くことから始まる。当時の2人の住み込み店員の「目撃証言」が犯人宣告の決め手になったのだが、その一人がこの番組の中で「検察に強制されて偽証した」ことを認める。茂子さんは1979年(昭54)11月15日病死するが、日本の刑事裁判史上初の「死後再審」が確定し、徳島地方裁判所のやりなおし裁判で1985年(昭60)7月9日、無罪判決が出た。番組が放送されて7年後のことである。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第26回日本民間放送連盟賞社会番組部門優秀賞)

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美しい栗毛の馬体と額の白い流れ星から「流星の貴公子」と呼ばれた競走馬テンポイントの栄光と悲劇の一生を、詩人・寺山修司の構成協力でロマン豊かに描く。関西テレビ放送開局20周年記念番組。◆テンポイントは1973年、北海道の吉田牧場で生まれた。父はコントライト、母はワカクモ。祖母は殺処分されたはずのクモワカだった。1975年3月に栗東トレーニングセンターの小川佐助厩舎に入厩。8月のデビュー戦から勝利を重ね、名実ともにクラシック候補として認知されるようになった。翌年は皐月賞、菊花賞、有馬記念に挑むが、いずれも2着。しかし1977年の京都記念を皮切りに連勝して春の天皇賞にも勝利し、初の八大競走制覇を果たした。同年の有馬記念では一番人気となり、トウショウボーイとの激しい競り合いの末、勝利した。1978年1月22日、海外遠征を前に日本経済新春杯に出走して左後肢を骨折。獣医師は安楽死を勧めたが、助命嘆願の電話が多数寄せられ、日本中央競馬会は33名からなる医師団を結成して手術を行った。手術は成功したと思われたが、2月下旬に蹄葉炎を発症し、3月5日、死亡した。享年6歳であった。遺体は生まれ故郷の吉田牧場に土葬され、今も多くのファンが献花に訪れている。


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