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テレビ番組

あめりか物語〔3〕

番組ID
001498
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放送日時
1979年10月18日(木)19:30~20:50
時間(分)
78
ジャンル
recent_actorsドラマ
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
スタッフ
作:山田太一、音楽:池辺晋一郎、ことば指導:清水宏、ことば指導:佐藤博、ことば指導:中西妙子、企画:山本壮太、制作:小林猛、制作:藤田道郎、技術:杉村忠彦、照明:内藤功、カメラ:上原康雄、音声:藤原政雄、美術:斉藤博己、効果:上田光生、記録:高室晃三郎、編集:高室晃三郎、演出:清水満
概要
明治の末、アメリカに渡った日系移民の姉弟とその家族3代が、人種差別など様々な迫害に苦しみつつも、次第に新天地に根を下ろしていく姿を描くドラマ。(1979年10月16日~19日放送、四話連続)◆第三話。1941年(昭和16)12月7日、日米開戦。この日、一機の零戦がハワイの海岸に不時着。重傷の日本兵パイロットを助けようとする武平(西田敏行)に対し、アメリカの市民権を持つ息子の竜次(高橋淳)は日本兵を米軍に引き渡すことを主張して、父と対立する。戦争が激しくなるに及んで、幸吉(北大路欣也)たちカリフォルニアの日系人は、収容所に強制収容されていく。アメリカ市民権を持つ二世たちは、自分がアメリカ人であることを示すために、自ら米軍の二世部隊に志願する。
受賞歴
芸術祭賞(第34回芸術祭優秀賞)、テレビ大賞(第12回テレビ大賞優秀番組賞)

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高田郡吉田町の清(すが)神社は、昔は吉田の祇園社と呼ばれた古社で、毛利氏の守護神として崇敬厚く、当時から神輿の渡御があり、長い行列が城下町を練り歩く祭礼で知られていた。寛文年間、旧暦4月5日(現在の5月5日)に始まるこの祭りと併せて牛馬市が立てられるようになり、この市の初日を「市入り」と呼んだ。◆さらに延宝2(1674)年には、吉田の豪商・竹野屋与三郎が祭りの賑わいにと、曳屋台上で子供歌舞伎を演じさせたのが当たって、一大名物となり、牛馬市と共に近郷きっての縁日として、遠く山陰や備後、周防などからも人が集まった。元禄期には壇尻屋台が5台も曳かれ、隆盛を極めた。現在も壇尻子供芝居は、上組の「千歳山」と下組の「八雲山」と名が付く2台の屋台で続けられ、役者には地元から選ばれた中学2年の男子3人2組が、一週間みっちり仕込まれる。演目は歌舞伎の『絵本太功記十段目、尼崎の段』とか『義経千本桜、吉野山道行の段』などで、さわりの部分が10~15分に縮めてある。大人達が曳く壇尻屋台は、道行き途中で二手に別れて町内を巡り、合わせて約40箇所の「仕場」で上演、最後は神社へ戻る。屋台を曳いたり、種々の世話を受け持つには「年番」が定められ、細かい定款に則り、地元民が毎年交代で当たる。また経費も、困窮家庭が負担に苦しむ事の無いよう、昔から独特の負担方法が採られており、存続の大きな支えになってきたと言う。


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