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テレビ番組

NHK特集 日本太郎・12歳 親たちへのメッセージ

番組ID
001551
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放送日時
1979年11月19日(月)20:00~20:49
時間(分)
49
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
語り:西田敏行
スタッフ
音楽:越部信義、アニメーション:月岡貞夫、撮影:原沢辰夫、撮影:河合信哉、撮影:浅野清、録音:本石武夫、録音:鏡唯夫、効果:上田光生、編集:芝克憲、構成:中村季恵、構成:波並英夫、構成:吉田亮三、制作:丹泰彦
概要
国際児童年の1979年、NHKが行った「日本の子ども1979」調査データをもとに、各地の小学6年生を取材し、構成する番組。神奈川、大阪、静岡、東京の公立小学校、荒川区の中学受験塾、武蔵野市の英才教育学校、調布市の少年野球チームなど、少年少女の教室や家庭での実態を紹介し、歯にきぬ着せぬ現代っ子の生の声を伝える。

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高田郡吉田町の清(すが)神社は、昔は吉田の祇園社と呼ばれた古社で、毛利氏の守護神として崇敬厚く、当時から神輿の渡御があり、長い行列が城下町を練り歩く祭礼で知られていた。寛文年間、旧暦4月5日(現在の5月5日)に始まるこの祭りと併せて牛馬市が立てられるようになり、この市の初日を「市入り」と呼んだ。◆さらに延宝2(1674)年には、吉田の豪商・竹野屋与三郎が祭りの賑わいにと、曳屋台上で子供歌舞伎を演じさせたのが当たって、一大名物となり、牛馬市と共に近郷きっての縁日として、遠く山陰や備後、周防などからも人が集まった。元禄期には壇尻屋台が5台も曳かれ、隆盛を極めた。現在も壇尻子供芝居は、上組の「千歳山」と下組の「八雲山」と名が付く2台の屋台で続けられ、役者には地元から選ばれた中学2年の男子3人2組が、一週間みっちり仕込まれる。演目は歌舞伎の『絵本太功記十段目、尼崎の段』とか『義経千本桜、吉野山道行の段』などで、さわりの部分が10~15分に縮めてある。大人達が曳く壇尻屋台は、道行き途中で二手に別れて町内を巡り、合わせて約40箇所の「仕場」で上演、最後は神社へ戻る。屋台を曳いたり、種々の世話を受け持つには「年番」が定められ、細かい定款に則り、地元民が毎年交代で当たる。また経費も、困窮家庭が負担に苦しむ事の無いよう、昔から独特の負担方法が採られており、存続の大きな支えになってきたと言う。


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