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テレビ番組

国宝への旅 天翔る書 空海・風信帖

番組ID
001716
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放送日時
1987年10月01日(木)22:45~23:15
時間(分)
30
ジャンル
school教育・教養
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK、NHK京都
出演者
スタッフ
制作:山本修平、演出:安藤都紫雄
概要
平安三筆の一人・空海(774〜835)は唐様から和様へと展開する日本書道史の原点に立つ存在で、後世への影響ははかり知れないものがある。空海の遺墨中第一にあげられる「風信帖」を中心に彼の書の芸術性、創造性、精神性を前衛書家・榊莫山さんが語る。◆「風信帖」は空海が39歳の頃、比叡山の最澄にあてた手紙3通を1巻にまとめたもの。中国の王義之の古典的書体と空海が唐で新しく学んできた顔真卿の丸く豊かな書体が混じり合い、華麗な調和を示す。榊さんは「最澄へのライバル意識がこの独特の書風を創造した。空海の人間的においがする。彼は精神の象徴として書をとらえていた」とみる。

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