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テレビ番組

カネボウヒューマンスペシャル 母ちゃんの黄色いトラック

番組ID
002665
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放送日時
1983年02月23日(水)21:02~22:54
時間(分)
102
ジャンル
recent_actorsドラマ
放送局
日本テレビ放送網(NTV)
製作者
日本テレビ放送網(NTV)
制作社
日本テレビ放送網(NTV)
出演者
スタッフ
プロデューサー:高野幹夫、プロデューサー:深山由美子、原作:深貝裕子、脚本:小山内美江子、音楽:山本直純、ことば指導:泉よし子、技術:相馬清三、技術:川村肇、撮影:東原三郎、照明:小林靖直、音声:佐内康裕、VE:九里隆雄、VTR:今井雅晴、美術:豊島紘武、衣装:橘久男、化粧:池上美代子、タイトル:丸山能明、音響効果:門司正一、音響効果:大谷和夫、編集:伊藤信行、記録:幸縁栄子、演出補:佐藤重直、演出補:宮崎徹、制作:篠崎幸生、ロケーション:伊藤悟、演出:結城章介
概要
北海道北見市を舞台に、病気入院中の父に代わって一家を背負う母とその娘の対立と理解、一家のたくましさを描く。第3回読売「女性ヒューマン・ドキュメンタリー」大賞優秀賞受賞作。原作:深貝裕子。◆中学3年生の伊沢ひろみ(杉田かおる)には、男まさりの働き者の母・マサ子(山岡久乃)のことが理解できない。父が倒れても心配するより先に入院費を工面し、せっかく改築した部屋を全部下宿用にしてしまう母。ひろみはその下宿人の食事の世話をさせられる。やり切れなくなって家を飛びだし、函館へ行く。海の向こうは東京に続いていると考えると、ひろみには限りない自由の地に思えるのだった。

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