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テレビ番組

50年目の遺言 ホロコーストと命のビザ 杉原千畝の決断

番組ID
006923
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放送日時
1995年12月29日(金)09:55~11:15
時間(分)
73
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
名古屋テレビ放送(メ〜テレ)
製作者
名古屋テレビ放送(メ〜テレ)
制作社
名古屋テレビ放送(メ〜テレ)、名古屋テレビ映像
出演者
ナレーター:羽佐間道夫
スタッフ
企画:大塚幹郎、撮影:吉岡弘、技術:林本敏也、AD:鳥居亮太、編集:名和健治、選曲:伊奈正光、プロデューサー:早川健一、構成:海老名敏宏、演出:海老名敏宏
概要
第二次世界大戦中、ナチスとソ連によるユダヤ人大虐殺・迫害のなかで、彼らを国外に脱出させるためのビザを発給し続けたリトアニア領事代理・杉原千畝。偉業を検証するとともに、迫害の跡をたどり、歴史が現在の人間に語るものを描く。◆1939年(昭和14)11月、リトアニア・カウナスの日本領事館に赴任した杉原千畝は、日本政府の反対を押し切って6千人分ものビザを発給する。やがて責任を問われ日本へ帰国するが、脱出に成功して生き延びたユダヤ人たちは杉原を命の恩人と思い、天使のような人だったと語る。

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