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テレビ番組

映像90 残された人々 在日韓国人軍属の戦後補償

番組ID
007866
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放送日時
1999年09月20日(月)00:20~01:20
時間(分)
50
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
毎日放送(MBS)
製作者
毎日放送(MBS)
制作社
毎日放送(MBS)
出演者
ナレーター:小山紀一
スタッフ
カメラ:藪野吉宏、撮影助手:橋本慈之、編集:春成浩之、録音:勝野繁喜、選曲:本多健治、VTR:伏見明彦、タイトル:伊達史子、ディレクター:坂井克行、プロデューサー:山本利樹
概要
戦後54年を経ても、日本の戦後補償は様々な問題を抱えている。そのひとつ、在日韓国人軍属の問題を取材する。◆滋賀県に住む79歳の韓国人男性は、15歳で日本に渡り、1942年に日本海軍の軍属として徴用。ブーゲンビル島でアメリカ軍の機銃掃射を受け、右手の指4本と右目を失った。日本人の軍人・軍属は1952年に戦傷病者戦没者遺族等援護法が施行され、救済されている。しかしそれに対して、在日韓国人軍属には国籍条項のために何ら補償はなされていない。妻と2人、生活保護を受けている元軍属の彼は、1993年に日本国を相手取って、戦後補償を求める裁判を起こした。その闘いを通じて、取り残された人々の無念と国の無策に迫る。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第48回報道番組優秀)、「地方の時代」映像祭(2000優秀賞)、ギャラクシー賞(第37回奨励賞)

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