１２年に一度の午年総開帳を迎える秩父三十四所観音霊場を訪ね、寺の歴史的由来や特徴、見どころを紹介するシリーズ。◆第２回は三番札所の岩本山常泉寺（じょうせんじ）と四番札所の高谷山金昌寺（きんしょうじ）と五番札所の小川山語歌堂（ごかどう）を訪ねる。

岡山県内各地で歌われている“わらべ歌”を、その地域の子どもが歌うのに合わせて、その歌に関係する歴史や風土を紹介する。◆この回は倉敷市下津井の「とうす引け」。

秋田県の中学校の同期生が、５０年前の修学旅行と同じコースを辿って一泊二日の旅に出る。戦後日本を築いてきた人たちが、それぞれの思いを抱えながら再会し、語り合いながらともに過ごす二日間を追う。◆彼らは、中学卒業者が「金の卵」ともてはやされた時代より少し前に卒業した。就職のため関東方面に向かい、経済大国日本の土台となった者、村に残って戦後農業のうねりの中で田畑を守り続けたもの。日本が大きく移り変わった時代を生きた人たちの人生を紹介する。

癌のリスクを乗り越えて出産し、幼い子ども達に何かを残そうとホームページを作った一人の看護師と、その家族を描く。◆看護師の中野さんは４年前、子宮癌の告知を受けた。２人目の子を妊娠し、６ヶ月検診の時だった。リスクを背負いながらも生むことを決意し、無事出産。その後、２度の手術を受けた。「死」を意識した時、何かを残したいと考えた中野さんは、インターネット上に自分のアルバム代わりのホームページを作った。タイトルは「ながれぼしびっくりばこ」。びっくり箱には自分の体験、子どもの成長、オリジナルの育児書などが詰まっている。

１２年に一度の午年総開帳を迎える秩父三十四所観音霊場を訪ね、寺の歴史的由来や特徴、見どころを紹介するシリーズ。◆第８回は二十一番札所の要光山観音寺（かんのんじ）、二十二番札所の華台山童子堂（どうじどう）、二十三番札所の松風山音楽寺（おんがくじ）を訪ねる。

瀬戸内海は、海運の要地として培われた豊かな歴史と、多島海の景観に代表される美しい自然を有してきた。そんな瀬戸内海の「今」を、それぞれの地域から紹介する。（２００２年１０月７日・２００３年９月２２日、全５０回）◆この回は「村上水軍と潮流体験」。

保育園に通い始めた全盲の男の子と周囲の変化を追うドキュメンタリー。◆豊橋市に住む叡貴くん（当時５歳）は全盲で友だちと遊ぶ機会も少なかった。両親は何度も市役所に訴えて、ようやく普通の保育園に入れることになった。最初は友だちにうまく気持ちを伝えられなかったが、先生たちの努力もあって次第に溶け込んでいった。体操や水泳も一緒にする。もともと明るい性格で、すぐにみんなの人気者になった。友だちのお母さんから「娘が叡貴くんのために何かしようとするようになり、優しさが備わってきた」と聞き、叡貴くんのお母さんは胸が一杯になる。

３世代６人家族のともちゃん一家が、山梨県内の面白スポットや人を紹介する「五感体感情報バラエティー」。◆今回は、長女のともちゃんと長男のなおくんが旬の食べ物タケノコを掘りに出かけた。行き先は富沢町。初めて町を訪ねた二人は、タケノコの名産地でいろいろな発見をする。地元ならではの家庭料理にも出会うほか、タケノコにまつわるエピソードも掘り下げる。