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テレビ番組

清姫曼陀羅 人形遣いが見た夢

番組ID
007947
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放送日時
1996年05月30日(木)01:00~01:54
時間(分)
46
ジャンル
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ドラマ
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ドキュメンタリー
放送局
信越放送(SBC)
製作者
信越放送(SBC)
制作社
信越放送(SBC)
出演者
スタッフ
撮影:江守健治、撮影:米山博昭、音声:山岸勉、編集:和田秀一、EED:田崎精一、ヘアメイク:松本万里、取材:上條剛正、脚本:藤田純夫、演出:藤田純夫、プロデューサー:岩井まつよ
概要
旅の人形遣いの男と、地元の伝統人形浄瑠璃に取り組む少女との出会いを通し、人形の世界に託した愛の物語を描く。◆信州の南、伊那谷に十年前、東京から不気味な人形と男が移り住んだ。人形師・岡本芳一。彼の代表作は、道成寺伝説で知られる、自分を捨てて逃げた男を焼き殺した清姫を題材にした「清姫曼陀羅」。彼は何故、山深い隠れ里に逃げ込むように身を寄せたのか。伊那谷に三百年前から伝わる人形浄瑠璃「今田人形」を守る一人の少女、前田美可は彼のアトリエを訪れる。そこで彼女が目にしたのは、人形師と人形の不思議な関係、人形師が東京に置き去りにした女の影だった。悪夢のような人形と人形師の物語が終わるとき、少女は大人に成長し、女に変わっているのに気づくのだった。
受賞歴
芸術祭賞(第51回放送個人賞(岩井まつよ))

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