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テレビ番組

ふくしまの素顔 拝啓ハイゼ様 白虎隊を愛した異邦人

番組ID
009009
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放送日時
1998年06月28日(日)16:55~17:25
時間(分)
29
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
福島中央テレビ(FCT)
製作者
福島中央テレビ(FCT)
制作社
福島中央テレビ(FCT)
出演者
本城ゆき、朗読:徳光雅英、ナレーター:此島愛子
スタッフ
ディレクター:石井正通、プロデューサー:吉田信秋、制作:溝祭寛、撮影:佐藤努、技術:片田晋、音声:小澤裕幸、編集:堤昭、選曲:村山昭裕、音声:道音俊夫、美術:長谷川敬
概要
偉人、有名人、人知れずに大事を成し遂げた人など、福島にゆかりある人物の足跡をたどり、その人の業績と人柄を描くシリーズ。◆この回は、明治から大正にかけて日本に滞在し、日本女性と結婚し会津白虎隊士の丘の上に自らの骨を埋めることを望んだ奇妙なドイツ人・リヒャルト・ハイゼを紹介する。1902年、日本にドイツ語教授として招聘され、日本での4半世紀におよぶ教鞭生活を終えたハイゼは、スイスのジュネーブで余生を過ごしながら、昔の記憶を呼び戻し、ヨーロッパ人に日本人の美徳と生活風習の特質を紹介すべく、2冊の本を残した。いずれも出版は1931年(昭和6)で内容は実に見事な簡潔さで外国人が日本について一番知りたい精神文化の髄を伝えた。ハイゼの日本人に対する敬愛は、とりわけ会津若松の飯盛山に眠る白虎隊士への思いとなり、戊辰戦争への経緯から白虎隊の忠誠心の素晴らしさを紹介し、彼自身もまたそのかたわらに永遠の安息所を設けることになった。

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