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テレビ番組

ふくしまの素顔 小林栄 地方教育の先覚者

番組ID
009011
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放送日時
1998年10月25日(日)16:55~17:25
時間(分)
29
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
福島中央テレビ(FCT)
製作者
福島中央テレビ(FCT)
制作社
福島中央テレビ(FCT)
出演者
本城ゆき、ナレーター:森篤夫
スタッフ
ディレクター:石井正通、プロデューサー:吉田信秋、制作:溝祭寛、撮影:佐藤努、技術:片田晋、音声:小澤裕幸、編集:堤昭、選曲:村山昭裕、美術:長谷川敬
概要
偉人、有名人、人知れずに大事を成し遂げた人など、福島にゆかりある人物の足跡をたどり、その人の業績と人柄を描くシリーズ。◆野口英世博士の恩師として知られている小林栄は、地方教育の先覚者として名を残した。彼の生涯をたどる。会津武士の子として生まれた小林は、教員を志願して師範学校に入学し「父母在せば、遠く遊ばず」という信条のもとに地元小学校に奉職し、郷土の子弟教育にあたる。小林は、地方の農村青年が小学校卒業後の教育の機会に恵まれないことを憂い、教員を辞して「私立猪苗代日新館」を創立し、みずから館長となって亡くなる前日まで教壇にたった。その中から多くの優秀な人材を輩出し、世界的医学者・野口英世博士はその一人である。また地方振興にも関心をもち、農業生産の増進、事業経営の改善などにも力を注いだ。

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