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テレビ番組

連続テレビ小説 あぐり 総集編〔3〕 別れの曲

番組ID
010431
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放送日時
1997年12月24日(水)23:25~00:24
時間(分)
59
ジャンル
recent_actorsドラマ
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
スタッフ
原作:吉行あぐり、脚本:清水有生、音楽:岩代太郎、制作統括:浅野加寿子、美術:青地美里、技術:渡部浩和、音響効果:山田正幸、撮影:川崎和彦、照明:堀籠功、音声:宮永賢一、映像技術:廣島隆史、編集:徳島小夜子、美術進行:吉沢隆、演出:清水一彦、演出:大加章雅、演出:遠藤理史、演出:菅原浩
概要
NHK連続テレビ小説第56作「あぐり」(1997年4月7日~10月4日放送)の総集編。洋髪理容師で、芥川賞作家の淳之介、理恵、女優・和子の母でもある吉行あぐりをモデルに、明治・大正・昭和を天性の明るさで駆け抜けるヒロインを描く。原作:吉行あぐり「梅桃が実るとき」。(全4回)◆総集編・第3回「別れの曲」。あぐり(田中美里)は大病を克服し、義父の計らいで「あぐり美容院」が開店する。義母の光代は自らパーマネントをかけ、あぐりの店を宣伝する。母・美佐は亡くなり、夫・エイスケ(野村萬斎)は新感覚派の旗手として文壇で活躍し始める。和子と理恵も生まれ、エイスケは小学6年生になった淳之介に夢を語る。だが言論の自由が奪われる時代となり、仲間たちが官憲に追われる。エイスケは筆を折り、33歳の人生に幕を閉じる。

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