テレビ番組
信州人物風土記 近代を拓く 洋画の先駆者 川上冬崖
番組ID
012455
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放送日時
1985年11月17日(日)
時間(分)
27
ジャンル
school教育・教養
放送局
信越放送(SBC)
製作者
信越放送(SBC)
制作社
信越放送(SBC)
出演者
スタッフ
概要
信州人物風土記は、明治~昭和期に各界で活躍した長野県ゆかりの人物を取り上げ、その功績と生涯を解説するシリーズ。◆今回は、幕末から明治初期にかけて活躍した画家・川上冬崖を紹介する。◆川上冬崖(1827-1881)は、現在の長野市松代町に生まれた。18歳で江戸に出て上野寛永寺東叡院に仕え、寺に出入りしていた円山四条派の画家大西椿年に知遇を得て写生画を学んだ。1851(嘉永4)年に幕府御家人株を購入して川上仙之介の養子となり、蕃書調所へ出仕。絵図調役、絵画取調出役、画学局出役などを務め、西洋画法を研究しながら後進を指導した。明治維新後、開成所画学校教授となり、大学南校、文部省などに勤める一方、1870年(明治3)自ら画塾を開設して西洋画法を教え、文人画家としても活躍した。黒田清輝、高橋由一らと並んで近代洋画の先駆者として知られる。1881年5月、熱海で謎の自殺を遂げた。冬崖の作品を紹介しながら、業績と人となりを解説する。