テレビ番組
人間 清水の次郎長
番組ID
012515
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放送日時
1978年12月29日(金)
時間(分)
48
ジャンル
school教育・教養
放送局
テレビ静岡(SUT)
製作者
テレビ静岡(SUT)
制作社
テレビ静岡(SUT)
出演者
スタッフ
概要
清水港が静岡県にあることは知らなくても、幕末から明治期半ば、清水港に清水次郎長(本名、山本長五郎)という侠客・博徒がいて、その子分に大政、小政、森の石松という面々がいたということを知らない日本人はまずいないだろう。一介のやくざ者が、何故これほどまでに有名な存在となったのか。地域の歴史を交えて次郎長の波乱万丈な人生を描く。◆次郎長は、1820年(文政3)、現在の静岡市清水区美濃輪町の船持船頭・高木三右衛門の次男として生まれた。幼くして母方の叔父・山本次郎八の養子となり、長じて家業の海運業を営んだが、博打・喧嘩を繰り返した。1843年(天保14)、喧嘩の果てに人を斬ると、妻を離別して家産を実姉夫婦に譲り、弟分と出奔して無宿人となった。諸国を旅して修行を積み交際を拡げた次郎長は、清水に戻って一家を構えた。幕末動乱期に山岡鉄舟、榎本武揚らと出会ったことが契機となって、明治維新後は清水港の整備、富士山麓の開墾、医院開設、英語教育など社会事業家として活躍した。