アメリカの人気テレビ番組「Ｌａｕｇｈ‐Ｉｎ／ラフ・イン」（ＮＢＣ）を下敷きに、ＣＭのテンポを持った本編を１００本以上つめこんだギャグとコントのワイドショー。総勢４２人の作家がチームになって台本を書くワークショップ制を取り入れた最初の番組。アニメーションと役者をクロマキー合成してコントを演じさせるなど、表現方法にも創意工夫を凝らす。◆「ゲバゲバ９０分！」の６０分編集版。

大佛次郎が膨大な資料を駆使して取り組んだ明治維新史の映像化。単なる娯楽にとどまらず、知的エンタテインメントを目指す試みとして、一話ごとに新しい演出法がなされた。（１９７１年９月４日～１１月２７日放送、全１３回）◆第四回「地熱」。外からの刺激は、眠っていた地熱に胎動へのエネルギーをよみがえらせた。開国か攘夷か、一橋か紀州か。京都での主導権を巡って、長野主膳（天知茂）と橋本左内（田村正和）が火花を散らせた。そして、揺れ動く時代が安政の大獄に向かって大きな一歩を踏み出す。

大佛次郎が膨大な資料を駆使して取り組んだ明治維新史の映像化。単なる娯楽にとどまらず、知的エンタテインメントを目指す試みとして、一話ごとに新しい演出法がなされた。（１９７１年９月４日～１１月２７日放送、全１３回）◆第三回「先覚」。日本の世界に開かれたただ一つの窓・長崎では、先覚者たちの手で近代化を目指す作業が始まっていた。そこで活躍した砲術開祖・高島秋帆（中村翫右衛門）もその一人であった。しかし、鳥居耀蔵（伊藤雄之助）がその先覚者を狙っていた。受難が訪れる。

孤独な不良少年・矢吹丈が師となる丹下段平や宿命のライバル力石徹と出会い、ボクシングの世界で苦闘する姿を描くアニメ。天性の素質と段平のトレーニングによってチャンピオン街道をつき進むジョーの前に、次々とライバルたちが立ちはだかる。（１９７０年４月１日～１９７１年９月２９日放送、全７９回）◆最終回「燃えろ！遠く輝ける明日よ！」。ロープ際での奇策も２度は通じず、凄まじいアッパーを受けてリング外まで飛ばされるジョー。戻ってきたジョーに、カーロスは小細工抜きでの戦いを提案。両者は足を止めて打ち合う。

福岡市の郊外にある特別養護老人ホームの老人と、社会医学の立場から老人の健康づくりを訴え続ける園長を中心に、立ち遅れた日本の老人福祉の問題点を鋭く追及する。◆脳卒中で入園、治療中の老人が童話劇を通して言語障害の回復訓練に挑む。その中で、次第に彼は周囲に心を開いていく。

喧嘩っ早くて向こう見ず、しかし義理と人情には厚く、さらにおっちょこちょいでお人好し。時代遅れのバンカラ男・石田国松がハリス学園で引き起こす騒動を描く。原作漫画のタイトルは「ハリスの旋風」。（１９７２年９月２５日終了、全４６回）◆中学校でも問題ばかり起こす国松。ハリス学園新聞部の朝井葉子、通称オチャラのとりもちで学園に転入することになったが、本人は全く反省の色なし。授業中の居眠り、早弁はかわいいもので、果ては剣道部の猛者連を相手に大立ちまわりを演ずる始末。またもや退学かと思われた矢先、国松は突然なぜか野球部に入部。大活躍で一躍人気者になる。

大佛次郎が膨大な資料を駆使して取り組んだ明治維新史の映像化。単なる娯楽にとどまらず、知的エンタテインメントを目指す試みとして、一話ごとに新しい演出法がなされた。（１９７１年９月４日～１１月２７日放送、全１３回）◆第十二回「義兵」。明治の大変革は、数知れぬ土佐藩士たちの流した血であがなわれたといっても過言ではないだろう。幕府でも薩長でもない第三勢力だった土佐藩。坂本竜馬（山口崇）、武市瑞山（細川俊之）、中岡慎太郎（石山律）、吉村虎太郎（伊吹吾郎）ら、生きて時代の夜明けを迎えることが出来なかった土佐藩士の姿を生々しく描く。

孤独な不良少年・矢吹丈が師となる丹下段平や宿命のライバル力石徹と出会い、ボクシングの世界で苦闘する姿を描くアニメ。天性の素質と段平のトレーニングによってチャンピオン街道をつき進むジョーの前に、次々とライバルたちが立ちはだかる。（１９７０年４月１日～１９７１年９月２９日放送、全７９回）◆第４９回「果しなき死闘」。力石のアッパーを警戒するジョーは、懐にとびこんでフックを連打する接近戦に切り替えた。力石も同じ方法で対抗し、激しい打ち合いになって両者はダウンを繰り返す。劣勢を強いられながらチャンスを待つジョーだったが、４ラウンドで力石のアッパーをまともに受けてしまう。