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テレビ番組

四国の民芸 藍染め

番組ID
012728
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放送日時
1972年12月30日(土)07:15~07:30
時間(分)
13
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養
放送局
四国放送(JRT)
製作者
四国放送(JRT)
制作社
四国放送(JRT)、西日本放送(RNC)、南海放送(RNB)、高知放送(RKC)
出演者
語り:小椋克巳
スタッフ
制作:橋本潤一郎、音楽:魁生理、撮影:岩崎一道、編集:林裕孝、監修:外村吉之介
概要
無名の人々が、日々の実用を考え心をこめて作る「民芸」。飾らない美しさを備えたそれらの品々を、四国の各地から紹介するシリーズ。四国各県の放送局の共同制作(全13回)◆阿波に繁栄をもたらした藍を取り上げ、藍づくりから藍染め、阿波しじらの出来るまでを紹介する。藍染めとはタデ科の植物である藍を原料にし、「発酵建」(はっこうだて)で行う染色法をいう。藍の葉を刈り取って発酵させて作る「すくも」と、木灰汁などをともに入れ「藍建て」を行い、でき上がった染液に布を浸け、空気にさらして藍を発色させる。藍の色は染液が酸化して発色したものだ。近世から1897年(明治30)代まで染め物の主体とされた藍染めは、科学染料の発達とともにその姿を消しかけていたが、最近では天然藍の持つ美しさや風合いが見直されている。藍建てには様々な技法が存在する。1968年(昭和43)6月に「阿波正藍染法(あわしょうあいそめほう)」は県の無形文化財に指定された。

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