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テレビ番組

県民カレッジテレビ放送講座 道を辿る〔1〕 道のはじまり

番組ID
012827
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放送日時
1992年01月25日(土)10:30~11:00
時間(分)
29
ジャンル
school
教育・教養
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ドキュメンタリー
放送局
北日本放送(KNB)
製作者
北日本放送(KNB)
制作社
北日本放送(KNB)
出演者
語り:鞍田朝夫
スタッフ
制作:堀川正治、演出:清原正久、演出:渡辺陸奥、撮影:小笠原義博、編集:小笠原義博、編集:野上良一、音声:安孫子昭敏、音声:幸道寛典
概要
人の道、神の通った道を通じて道のはじまりを考える。◆古代の人々はけもの道を辿って狩りを行い、それが繋がり合って交易の道となった。石器の材料である黒曜石は長野県和田峠で産出され、姫川沿いに富山県に伝えられた。この「プレ千国街道」を逆に富山から長野方面へヒスイが運ばれた。小滝川に産するヒスイは海岸に打ち上げられ、勾玉や大珠に加工された。竹や鶏の骨による穴あけは、雪国の根気あっての作業だったのだろう。この道はまた、海の神や祭りを山国長野に伝えた。◆黒曜石原石、尖頭器、掻器(福光町立美遺跡出土)、尖石石器時代遺跡【特別史跡】、吉峰遺跡(立山町)、小滝川硬玉産地【天然記念物】、長者ヶ原遺跡【史跡】(糸魚川市)、境A遺跡、浜山遺跡(朝日町)、硬玉製大珠【重文】(氷見市朝日貝塚出土)

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