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テレビ番組

県民カレッジテレビ放送講座 越中売薬のこころと知恵〔2〕 商品は信用と情報

番組ID
012856
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放送日時
2002年01月26日(土)13:00~13:30
時間(分)
29
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養
放送局
チューリップテレビ(TUT)
製作者
チューリップテレビ(TUT)
制作社
チューリップテレビ(TUT)
出演者
司会:黒部進
スタッフ
制作:西野由香、演出:笹林英之、構成:土肥寛昭、構成:笹林英之
概要
命に関わる薬を商う売薬さんが、いかに信頼を勝ち得たかを考える。◆最も大きな特徴は、薬を預けておいて、使った分だけ後払いしてもらう「先用後利(せんようこうり)」というシステムだ。効果を確かめた上で使った分だけ支払えばよいので、買う側の負担が小さかった。また地方の人々は、売薬進物(おまけ)としてもらう多色刷りの売薬版画で、開国や明治維新を知り、売薬さんから新しい農業技術を学んだ。全国を旅する売薬さんは、医療人であり、情報を伝える文化人だったのだ。◆富山の売薬用具【重要有形民俗文化財】(携帯用日本地図、鑑札、柳行李、懸場帳)

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世界遺産〔286〕 プエブラ歴史地区 メキシコ

16世紀にメキシコに侵攻したスペインの2人の修道士はある日、夢で天使から碁盤目状に道を拡げ、新しい街をつくるように告げられる。そして1531年、この啓示により、メキシコシティーの東およそ100kmに「天使の街」と呼ばれるプエブラが誕生した。このプエブラ歴史地区は、スペイン植民地時代の豊かで色彩溢れる街並みを今に残す文化遺産として、1987年世界遺産に登録された。◆プエブラの建設は、12km離れたチョルーラの地に始まる。ここは、10万人もの人々が暮らし隆盛をきわめた先住民の一大宗教センターであったが、スペイン人は1519年夏、6千人にも及ぶ先住民を殺し、チョルーラをキリスト教の支配下に治め、次なる布教の拠点にプエブラを選んだことで、プエブラの発展は始まる。一方、プエブラはスペインとマニラを結ぶ一大貿易拠点であった。「チーナポブラーナ」、プエブラの中国人を意味する名の民族衣装は、東方貿易の要衝地プエブラのオリエンタリズムの象徴とされる。そこにはヨーロッパの影響も見られるが、そのルーツははっきりとしない。1619年、海賊に捕えられキリスト教の信仰生活を余儀なくされたアジア人女性も同じ名で知られる。死後、神格化された彼女と民族衣装のイメージが重なり合い、記憶にとどめられてきたのかもしれない。◆ロス・レメディオス聖堂、サント・ドミンゴ教会、ロサリオ礼拝堂、カテドラル、旧サンタモニカ修道院、セルダンの家、コンパニーア聖堂


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