視聴者に公募した「心に残る風景」や「伝統の味や技」などを毎回取り上げ、２１世紀に残しておきたい「みやぎのとっておき」を紹介する。◆今回は、硯の産地として知られる雄勝町を訪ねる。

ヴィクトリアの滝は、世界最大の水のカーテンだ。◆滝の名は、時の女王の名をとった、イギリス人探検家リビングストンの命名によるが、元々の現地名はモシ・オア・トウニャ（轟音をとどろかせる水煙）という。落差１００メートル、幅１，８００メートルの巨大な滝である。◆１億８千万年前の火山活動で生まれたヴィクトリアの滝は、これまで８度も下流から上流へと移動してきた不思議な滝である。◆滝から舞い上がる飛沫が周辺の森林地帯を潤し、野生動物たちの聖域となっている。◆モシ・オア・トゥニャ／ヴィクトリアの滝

“最後の秘境”といわれる、フロリダの地下に広がる「地下大水脈」。厳しい訓練を積んだダイバーたちが最新機材を駆使してその素顔に迫る。◆地下１００メートル付近、大量の地下水が流れる洞窟が数十キロにもわたって網の目のように広がっている。空気もなく、光も届かない暗闇の世界。ここに挑んだ３００人以上のダイバーたちが帰らぬ人となった。今回の１４時間を超える取材で、ジェット旅客機が納まるほどの世界最大級の地下ホールや、洞窟の中にだけ棲息する新種の生物など、さまざまな発見があった。

被爆から５５年。原爆死没者を慰霊し、被爆地ヒロシマから世界へ核兵器廃絶と平和を訴え続けている「平和記念式典」の模様を中継で伝える報道特別番組。スタジオには１０代２０代の若者たちを招いて話を聞き、誰がどうやって広島の被爆証言を語り継いでいくのか、そして平和な２１世紀をつくるにはどうしたらよいのか、などについて考えていく。同時に視聴者からＦＡＸで寄せられた「平和」に関する意見も紹介する。

毎週幅広いテーマを取り上げ、司会者・所ジョージの驚きを通じて科学をわかりやすく解説する番組。◆今回のテーマは卵。日本人は卵好きで、１人あたり年間３０５個の消費量は世界一である。卵の白身は黄身の重さの２倍あるが、その９０％は水分で、黄身の方が脂質・タンパク質を多く含む。おいしい目玉焼きを作るコツや、黄身の横にくっついている、白いネジ状の物体、カラザの重要な役割を紹介する。また、卵の形は力学的に大変優れていて、アームレスリングのチャンピオンでも手の平で割ることはできない。水深１万メートルの水圧ではどうなるかを実験する。黄身と白身の位置が入れ替わった「黄身返し卵」作りにも挑戦する。

「ヒロシマ・ナガサキ」というテーマに正面から取り組んできた作家・劇作家の井上ひさしが、２１世紀に向けて原爆をどう伝えていくかを語る２夜連続のシリーズ。◆第２回は、井上ひさしが原爆をテーマに書き上げ、１９９９年以来、毎年夏に公演を続けている戯曲「父と暮せば」を素材に、彼自身が文学者として、一人の日本人としてどのように原爆を伝えていこうと考えているのかを語る。

スコットランドの象徴、エディンバラ城は、王宮、要塞、そして監獄を兼ねた。◆その城を中心とする旧市街と、１７６７年に若き建築家により設計され、北のアテネとも称される優美な町並みの新市街とが合わせて、世界遺産に登録されている。◆１６世紀にこの城の主となったのは、美貌の女王、メアリー・スチュアートだ。彼女は権力闘争の渦の中に、断頭台の露と消える数奇な運命を辿ったが、この城で彼女が生んだ王子が、後に初代の統一イングランド王、ジェームズ６世となった。◆エディンバラの旧市街と新市街

ＣＳ・京都チャンネルで放送された『本上まなみの極私的京都』を再構成したミニ番組。本上が学生時代を過ごした京都を散策する。◆京阪電鉄車中の本上まなみ。五条駅から四条駅へと向かう。