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テレビ番組

どーんと鹿児島 ふるさとレッドデータ

番組ID
013399
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2003年05月29日(木)18:55~19:53
時間(分)
47
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
南日本放送(MBC)
製作者
南日本放送(MBC)
制作社
南日本放送(MBC)
出演者
語り:采野吉洋
スタッフ
撮影:後藤隆美、ディレクター:山崎兼敏、プロデューサー:新名主聡
概要
絶滅が危惧される動植物にスポットを当て「絶滅しないように」とリストされるのが「レッドデータ」。ならばと、絶滅が危惧されるような鹿児島の“地域性”にスポットを当てて、「ふるさとレッドデータ」を作る、その過程を紹介する。◆作業を始めたものの、世の中すでに21世紀、「無くなりそうな」地域性はすでに「無くなってしまっている」。そう簡単に「無くなってしまいそうな」しきたりや慣わし、食べ物、祭りなど見つかるものではないのだった。ちなみに、「~文化財」として指定されているものは、無くならないように保護されているのだからリストにはあげられない。レッドデータにふさわしい地域性の探索は続く。

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私は原爆を伝えたかった

戦後58年。被爆体験が風化する中、原爆を落とした側と落とされた側、それぞれの体験者たちは後世に何を伝えたいと考えているのか。関係者の貴重な証言や資料により、原爆投下を日米双方の視点からとらえ、彼らの思いに迫る。◆長崎に原爆を投下したB29パイロットのフレッド・オリビや、観測機の航空士レン・ゴドフレーにインタビュー。様々なトラブルに見舞われた原爆投下までをドキュメントする。積み重なったトラブルによって第1目標の小倉上空への到着が1時間遅れ、その間に厚くなった雲のため目視投下を断念、そして第2目標の長崎へ。その頃、長崎市職員の荒木正人さんはいつものように疎開事務に追われていた。原爆で父親を失い、戦後「長崎原爆戦災史」の編纂に携わった荒木さんの体験を通し、きのこ雲の下の真実を明らかにする。◆番組後半は「情報操作」をテーマに展開する。アメリカは原爆の威力や人体への影響を機密扱いにして、厳しい検閲や情報統制を行った。そのため、原爆の実相は日本人にさえ長く伝えられなかった。原爆投下後、最初に長崎に潜入取材を試みたジョージ・ウェラーの記事は、連合国軍最高司令官マッカーサーによって闇に葬られた。戦略爆撃調査団カメラマンのダニエル・マクガバンが原子野の人々を撮影したフィルムも、機密扱いとなって長く日の目を見なかった。その映像には、著作を通じて反核・平和を訴えた永井隆博士も登場する。永井博士も当時は原爆について自由に書くことが出来なかった。


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