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テレビ番組

ディスカバ!99〔1〕

番組ID
013883
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放送日時
2003年04月16日(水)21:00~21:54
時間(分)
47
ジャンル
groups芸能・バラエティー
放送局
TBSテレビ
製作者
TBSテレビ
制作社
TBSテレビ、TBSエンタテインメント
出演者
スタッフ
構成:おちまさと、構成:樋口卓治、構成:村上卓史、構成:桜井慎一、構成:すずきB、構成:山名宏和、ディレクター:藤原麻知、ディレクター:井上陽二郎、ディレクター:須藤孝幸、ディレクター:内山大輔、ディレクター:山田洋平、ディレクター:有馬巨人、ディレクター:奥田照美、ディレクター:木戸隆文、ディレクター:有田武史、キャスティング:石岡茂雄、キャスティング:西口典子、チーフディレクター:中川通成、総合演出:江藤俊久、プロデューサー:安田淳、チーフプロデューサー:園田憲、撮影:井原公二、照明:高木亘、美術:小畑光良、美術:山口智広、編集:栗原康幸、技術:田中祥嗣、音声:的池将、音声:西森公二、記録:野村佳乃子、音響効果:太田光則、CG:松原貴明
概要
芸能人の真実の姿を徹底調査して意外な素顔や新たなキャラクターを発見、「○○キャラ」と名づけるバラエティ。MCはナインティナイン。(2003年4月16日~2004年3月15日放送)◆ナイナイ新番組。第1回のゲストは宇津井健、菅井きん、磯野貴理子、山本太郎、田中要次、塩谷瞬、脇知弘、若槻千夏。それぞれに担当をつけて1週間の密着取材、300人の一般モニターからのキャラクターイメージ調査などから新たなキャラを見出す。密着取材からの「意外な立ち寄り場所」「意外な発言」「意外な買い物」「意外な趣味」などを発表。宇津井健がヒップホップのレッスンをしていたり、田中要次が担当記者に常に気を遣っていたりする。

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ふくしまの素顔 天山文庫 ~蛙の詩人がこよなく愛した住処~

福島県双葉郡川内村にある天山文庫。ここはカエルや富士山の詩で有名な詩人、草野心平ゆかりの建物である。この建物のできた経緯が面白い。心平がモリアオガエルについてエッセイを書いたところ、川内村から「ウチの村にも同じカエルがいる」と招待を受けた。昭和28年8月にはじめて川内村を訪れた心平は、村の人々と豊かな自然に心をうたれ村との交流が始まったのである。◆その後、毎年のように村を訪れ、昭和35年、心平は名誉村民となる。村では名誉村民の褒章として毎年木炭100俵を送ることにした。その木炭の返礼として、蔵書3,000冊を村に寄贈したところ、本を保管する場所を作ろうと、文庫建設の話がもちあがった。建築は村の人が、土地を提供できる人は土地を、木材を出せる人は木材を、手伝える人は手伝うなど、村あげての労働奉仕によって建てられた。天山文庫の名は、東洋と西洋を結ぶ「シルクロード」にそびえる天山山脈になぞらえ、みちのくと中央の交流、人と人との出会いを大切にしたいという熱意を込めて、心平が命名した。心平は、この住処をこよなく愛し、たびたび訪れ長居したという。文庫の蔵書は、心平だけではなく、他の文学者や出版社からも無料で提供され、詩の本を中心にバラエティに富んでいる。◆文庫落成を記念して昭和41年に行われた第1回天山祭りは、以後毎年開催されている。天山祭りは、心平の写真を囲みながら青竹を二つに割った器に、色とりどりの山菜料理などを肴に盃を傾ける。村の伝統芸能である獅子舞、浦安の舞、神楽舞が披露され、笛や太鼓で川内甚句も飛び出す。この日は、村内はもとより、県内外から心平を偲んで多くの人々が集まってくる。◆日本むかしばなしのような素朴な好意が、何度も行ったり来たりして形となり、今も残っている。天山文庫は、詩人と川内村の人々とで生み出した、1つの詩のような場所である。心平は昭和63年に85歳で永眠するが、天山祭りば今も続けられている。◆明治36(1903)年、心平はいわき市小川町に生まれた。今年は生誕100年目となる。いわき市は生誕100年記念事業として、生家を修復してオープンさせた。◆番組では草野心平と川内村の人々との心の交流から天山文庫の出来るまでを描き、天山祭りや心平の生家・作品を紹介する。


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