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テレビ番組

目撃者f 3セク錬金術

番組ID
014066
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放送日時
2003年05月26日(月)01:20~02:15
時間(分)
48
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
福岡放送(FBS)
製作者
福岡放送(FBS)
制作社
福岡放送(FBS)
出演者
ナレーター:久保俊郎
スタッフ
撮影:安部光慶、音声:林洋平、編集:安藤剛、EED:田上昌一、MA:塚本健一、音響効果:郡孝司、ディレクター:田中俊憲、プロデューサー:川越文雄
概要
福岡市が51パーセント出資する第3セクターの事業体が1本百万円のケヤキの木と庭石1万トンをおよそ10億円で購入した。その取引に絡み、4億5千万円を超える金が闇に消えていた。文字通り「金のなる木」となったケヤキ取引の疑惑を追いながら、第3セクターという仕組みの問題点に追る。◆被害者であるはずの第3セクターは「適正な価格で購入」といい、前社長は「私にも人権がある」と説明を拒む。取材を進める中で、国有財産の払い下げ価格と公共工事価格との差額に目をつけ、多額の転売益を得る構図が明らかになってきた。疑惑の解明を求める市民の声に押され、市長は前社長を特別背任で告発する形となった。

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私は原爆を伝えたかった

戦後58年。被爆体験が風化する中、原爆を落とした側と落とされた側、それぞれの体験者たちは後世に何を伝えたいと考えているのか。関係者の貴重な証言や資料により、原爆投下を日米双方の視点からとらえ、彼らの思いに迫る。◆長崎に原爆を投下したB29パイロットのフレッド・オリビや、観測機の航空士レン・ゴドフレーにインタビュー。様々なトラブルに見舞われた原爆投下までをドキュメントする。積み重なったトラブルによって第1目標の小倉上空への到着が1時間遅れ、その間に厚くなった雲のため目視投下を断念、そして第2目標の長崎へ。その頃、長崎市職員の荒木正人さんはいつものように疎開事務に追われていた。原爆で父親を失い、戦後「長崎原爆戦災史」の編纂に携わった荒木さんの体験を通し、きのこ雲の下の真実を明らかにする。◆番組後半は「情報操作」をテーマに展開する。アメリカは原爆の威力や人体への影響を機密扱いにして、厳しい検閲や情報統制を行った。そのため、原爆の実相は日本人にさえ長く伝えられなかった。原爆投下後、最初に長崎に潜入取材を試みたジョージ・ウェラーの記事は、連合国軍最高司令官マッカーサーによって闇に葬られた。戦略爆撃調査団カメラマンのダニエル・マクガバンが原子野の人々を撮影したフィルムも、機密扱いとなって長く日の目を見なかった。その映像には、著作を通じて反核・平和を訴えた永井隆博士も登場する。永井博士も当時は原爆について自由に書くことが出来なかった。


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