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テレビ番組

ふるさと紀行・日本の調べ 城跡に響く歌声 ~旅愁~(熊本)

番組ID
014134
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放送日時
1998年12月06日(日)07:15~07:30
時間(分)
12
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養music_note音楽
放送局
東海テレビ放送(THK)
製作者
東海テレビ放送(THK)
制作社
東海テレビ放送(THK)、中日映画社
出演者
語り:高井一
スタッフ
制作:坪内正恭、制作:安田達夫、音楽:藤掛廣幸、音楽:赤川力
概要
放送35周年を迎えた「ふるさと紀行」。このシリーズは「次世代に伝えたい歌」をテーマに、懐かしい唱歌、童謡など心に残る歌のふるさとを訪ねて日本列島を縦断する。(1998年4月5日~1999年3月28日放送、全50回)◆熊本県人吉市はかつての相良藩二万二千石の城下町。四方を山に囲まれ、町の中央を日本三大急流の一つに数えられる球磨川が流れている。球磨川ごしに望む人吉遺跡。苔むす石垣。晩秋の頃にたちこめる川霧。人吉は九州の“小京都”と呼ばれ、しっとりとした情緒を漂わせている。「故郷の廃家」「旅愁」の作詞者として知られる犬童球渓は明治12年、農家の次男として生まれた。今も残る生家からは遠くに山波を望み、人吉城や球磨川が四季の詩情を添えている。球渓は苦学の末、東京音楽学校を卒業、やがて新潟高女に奉職した。この頃作詞したのが「故郷の廃家」と「旅愁」である。「更け行く秋の夜、旅の空の、夢にもたどるは故郷の家路」北国の遠い異郷の生活の中で、球渓が思い出すのは父や母の住むふるさとだった。晩秋の人吉遺跡。恒例の「犬童球渓顕彰音楽祭」では歌碑に花束を捧げ、「旅愁」の大合唱に始まり「故郷の廃家」の大合唱で幕を閉じる。川霧のたちこめる晩秋の人吉を城下町の旅情とともに描く。

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