公務員退職後、「社会人入学」ではなく一般入試を突破して島根大学法文学部の法科に入学した男性の、大学４年生としての１年間を追う。◆自分の息子より若い同級生たちと一緒に、いつも教室の最前列で講義を受け続けた青山さん。４年間無遅刻無欠席の模範生で、卒業式には成績優秀で表彰を受けた。

下町の警察署を舞台に、警察署長と警官たちの活躍と哀歓を描く、笑いと感動の人情ドラマの第３シリーズ。（２００４年１月１２日～３月２２日放送、全１１回）◆第１回「警察官失格！」。椎名啓介（高嶋政伸）が署長を務める本池上署では、事件で負傷しリハビリ中の刑事・篠田に代わって新しく刑事一課の主任に本庁の捜査一課から権藤薫（村田雄浩）が着任した。水木（金子賢）たちは温かく迎え入れようとするが、権藤は見下すような態度を取り、署員たちを半ば無視して通り魔事件の捜査状況を調べて回る。篠田とは打って変わった個人プレーに、署員たちは不満を募らせる。そんな中、生活安全課の中井あずさ（野波麻帆）が暴漢に襲われる事件が発生。病院に向かった権藤は、襲われたあずさの服装を見て、足早に去っていった。

学生に事業計画を作らせ、実際に起業する人気ゼミの今年のビジネスは「人力車」。最初は遊び気分だった学生たちが、現実にぶつかって本気になり、先生や地域の人たちに励まされて成長していく姿を描く。◆昨年は女子学生グループが、商店街からイベントや清掃の委託を受ける企業を設立、見事黒字経営とした。今年は男子学生４人のグループが宮島で人力車ビジネスの開業を目指す。衣装はインターネットの通信販売で揃え、人力車は中古品を４０万円で購入。現役の車夫から特訓を受けるが、遠足気分でやる気にならない。

古来から独自の食文化を持ち、独特の食材にも恵まれた沖縄の「食」。伝統的な方法で料理されてきた県産の食材を、フレンチという形式を通して新たな可能性を探る。

町長選挙の落選という大きな挫折を機に、町の発展のために新たな挑戦を始める女性の８ヶ月を追う。◆大山町の元町議・野入さんは、町長にならなくても町のために自分でできることがあると決意し、空き家を利用したデイサービスセンターの設立に動き出した。選挙から７ヶ月目の８月１日、デイサービスセンター「おらとこ」が開所した。「おらとこ」は富山弁で「自分の家」という意味。利用者すべての人が自分の家のように過ごして欲しいと願ってつけた名前だったが、様々な困難も付きまとう。

１９４５年８月６日、核の威力を世界中に誇示した原爆。たった１つの核兵器によって、広島では１４万人もの命が奪われたが、その中には少なくとも十数人の米軍捕虜も含まれていた。戦後になって公開された資料からは、原爆投下の直前、米国は「広島に米軍捕虜がいるかもしれない」との情報を得ていたにもかかわらず、これを無視した経緯も読み取れる。味方の兵士をも犠牲にした原爆。それを余儀なくさせた戦争…。番組では、広島で被爆死した米軍捕虜の遺族や、当時の米軍捕虜を知る人々を訪ねる。彼らへの取材を通して、戦争とは何なのかを考える。

山梨に関係のある音楽人を毎週紹介する番組。邦楽・洋楽、楽器製作所など、ジャンルを超えた音楽人を紹介する。（２００３年７月５日開始）◆今回は番組スタートから１年の記念番組として、司会の二人が番組発展祈願に富士山でのコンサートを企画。前半では、二人で演奏する曲の練習から、期待と不安を抱きながらの当日までの様子を紹介する。

古くから「こんぴらさん」として親しみを込めて呼ばれる香川県・金刀比羅宮が、３３年に一度の大遷座祭の記念事業として開催した「金刀比羅宮のすべて」展は、１６万人以上を動員する空前の盛り上がりとなった。この展覧会を振り返るとともに、期間中に開催された数多くのイベントを紹介する。