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テレビ番組

生きている腕 ―中国地方編― 和紙の型染め ―広島県三原市―

番組ID
014857
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放送日時
1983年02月27日(日)
時間(分)
12
ジャンル
school教育・教養
放送局
中国放送(RCC)
製作者
中国放送(RCC)
制作社
中国放送(RCC)
出演者
語り:沼田曜一
スタッフ
演出:西原恒夫、音楽:田村洋
概要
中国地方5県に伝承されてきた伝統工芸の担い手たちの技能と生き方を風土との関わり中で描くシリーズ。中国放送、山陰放送、山陽放送、テレビ山口の4社共同制作。放送番組センター協賛番組。◆広島県三原市に住む内田皓夫さんが伝統的な染色技術を生かした和紙の型染めを手掛けて35年になる。学生時代に民芸運動に共鳴し、祖母の郷里・三原に落着いてからは、ひたすら型染めに打ち込んできた。防染による模様染めは、古くから板じめ、糸じめなどが行われてきたが、内田さんのように型紙と糊によって白抜きに染めあげる技術は、江戸時代になって開発された。沖縄の紅型に代表される色模様型染めの手法である。自らデザインした下絵に沿って型紙を彫り抜き、着物地の紗(しゃ)をラッカーで貼り付けた後、和紙の上に置いて糊を塗る。糊が乾くと色付けにかかる。伝統的な染料を塗っては乾かし、2度3度と色を重ねる。そして水洗いをして糊を除くと、そこが白抜きになって浮かび上がる。作品は、マッチ、包装紙、暖簾、葉書、看板、カーテン、帯など多方面に生きている。

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