ルポライターの浅見光彦が、取材先の山梨で事件に巻き込まれる。ミステリー作家・内田康夫の代表的シリーズ「浅見光彦シリーズ」のドラマ化。◆山梨のジュエリーブランド「ユーキ」のデザイナーが殺害された。一方、日蓮伝説の取材のため山梨県立美術館を訪れた浅見は、ユーキの宝石鑑定士・木綿子と知り合う。だが、デザイナー殺害に恋人が関係していると疑われた木綿子は所轄署に連行された。

瀬戸内海は、海運の要地として培われた豊かな歴史と、多島海の景観に代表される美しい自然を有してきた。そんな瀬戸内海の「今」を、それぞれの地域から紹介する。（２００２年１０月７日・２００３年９月２２日、全５０回）◆この回は「海賊の洞窟」。

毎年３月から４月にかけて行われる、新潟県村上市の「町屋の人形さま巡り」。昔ながらの町屋作りの商家を開放し、その家のひな人形や武者人形を一般の人に見てもらう催し。いまでは全国から観光客を集めるまでになったこのイベントの成長を、仕掛人・吉川真嗣さんを中心に追う。◆２０００年３月に始まったこの祭りは、それぞれの家に伝わる人形を、店先ではなく生活の場である家の中に飾り、観光客に無料でお見せしようというもの。初年度３万、次年度５万、第３回は７万人を集客するまでになったが、最初の予算はたった３５万円だったという。

「親切」や「優しさ」などをテーマにしたショートストーリー。日常のささいな出来事のなかに隠された、心打たれる瞬間をつづる。◆この回は「私の猫」。

日本人の心に深く残る歌の数々、多くの人々の支持を集め長年親しまれている「日本のスタンダード・ナンバー」ともいうべき名曲を紹介する公開音楽番組。◆この回は、故郷を想う名曲「帰ろかな」「帰ってこいよ」「北の宿から」「夕焼け雲」「りんどう峠」「柿の木坂の家」「二人は若い」「心もよう」「村まつり」「ふるさと」をおくる。続いて「酒よ」「悲しい酒」「夢一夜」「酒と泪と男と女」「シクラメンのかほり」「より添い花」「東京きりぎりす」「湯けむりの宿」を紹介。そしてワンマンショーで、伍代夏子が情緒豊かに９曲を熱唱する。宮崎県立芸術劇場で収録。

仕事にも恋にも結婚にも、苦みや痛みが伴うと知っている三十・四十代の男女が、宮崎のコテージで繰り広げるラブコメディ。（５月１９日開始、全２０回）◆休暇は終わった。吉子は龍之介への想いを抱いたまま東京へ帰り、会社に辞表を出して北岡にもきっぱりと別れを告げた。そして再び宮崎へ旅立ったのだが、龍之介は姿を消していた。

岡山県内各地で歌われている“わらべ歌”を、その地域の子どもが歌うのに合わせて、その歌に関係する歴史や風土を紹介する。◆この回は和気町の「だるまさん／あがり目さがり目」。

２００１年度のノーベル化学賞を名古屋大学の野依良治教授が受賞した。受賞理由となった『不斉合成の原理』につての研究成果と、化学研究の魅力について話を聞く。聞き手は放送大学の岩村秀教授。