瀬戸内海は、海運の要地として培われた豊かな歴史と、多島海の景観に代表される美しい自然を有してきた。そんな瀬戸内海の「今」を、それぞれの地域から紹介する。（２００２年１０月７日・２００３年９月２２日、全５０回）◆この回は「来島海峡の水先案内人」。

ＮＨＫ連続テレビ小説第６７作「まんてん」（２００２年９月２日～２００３年３月２９日放送）の総集編。宇宙飛行士を夢見る少女が、周りの人々の助けを借りながらさまざまな困難を乗り越え、夢を実現するまでを描く。作：マキノノゾミ。（全４回）◆総集編・最終回「夢に向かって二人三脚」。宇宙飛行士になれなかった陽平は、自分の力で満天（宮地真緒）を宇宙へ連れていくと決意した。二人三脚で「宇宙からの天気予報」計画の実現を目指す二人は結ばれ、やがて長女・そらが生まれる。そんな折、学歴を問わない宇宙飛行士募集のニュースが飛び込んできた。

義理人情に厚い浅草を舞台に、老舗うなぎ屋の娘こころが、血のつながらない２人の子の母として、そして若女将として奮闘する物語。作：青柳祐美子。ＮＨＫ連続テレビ小説第６８作。（２００３年３月３１日～９月２７日放送、全１５６回）◆最終週「浅草わが町心意気」（最終回）。亡くなった優作（仲村トオル）が夢に出てきて、前を向けと言われたと、優作の両親はこころ（中越典子）に伝える。なぜ自分の夢には優作は出て来てくれないのかと嘆くこころに、倖（さち　黒川智花）や優太（広田亮平）は「おかあさんはひとりじゃないよ」と寄り添う。そしてそんなこころに匠（玉木宏）は想いをぶつける。こころの答えは。◆解説副音声あり

長い伝統と歴史を持つ静岡県内の老舗温泉旅館を榎木孝明が訪ね、その魅力と奥深い文化に触れながら得意の絵筆を振るう。◆静岡県内の老舗旅館の数と質は全国屈指。百年以上の年月を経た貴重な建築で、国の登録有形文化財に指定されたものもある。大沢温泉・大沢温泉ホテル、伊東温泉・いな葉、修善寺温泉・新井旅館、湯ヶ島温泉・落合楼村上、三津浜・安田屋旅館など、日本情緒あふれる見事な建築の数々を紹介。

１９９７年の日本を揺るがしたダイオキシン問題。全国どこの市町村にもあるごみ焼却場から、猛毒の物質ダイオキシンが発生していたのだ。その問題を「隠さない」姿勢で解決に臨んだ、鹿児島県川辺町の６年間の取り組みを追う。◆環境問題はとかく「行政対住民」「業者対住民」など、対立の構図で語られる。しかし、良い環境は誰にとっても望ましいことのはず。ダイオキシン問題が発生した際、川辺町は２３年間捨て続けた灰を掘り返すところから始め、完全に情報公開しながら、町民とともに環境行政に取り組んだ。その姿勢は国内外の共感と智恵を集め、ついに無害化・再資源化の世界的新技術を確立するに至った。

さえないフリーライターと、才色兼備の外資系銀行バンカーというアンバランスな２人が、出会ったその日から恋に落ち、あっという間に結婚。そして妊娠・出産・育児と試行錯誤していく中で、新しい夫婦の形を築き上げていく姿を、共感を込めて描く、ロマンティック・コメディー。原作：篠田節子。（２００３年１１月１０日～１２月４日放送、全１６回）◆最終週「こんな夫婦だってアリなんだ！」（最終回）。真一（筒井道隆）の仕事を軽んじる梨香子（川原亜矢子）の発言にカッとして、家を出ていた真一は、梨香子を一番良く知る友人である岡本（加勢大周）と話をし、意外な事実を知る。梨香子との生活に戻るか悩む真一は初デートの場所であるセスナ飛行場へ向かう。そこに梨香子の姿もあった。

民謡の宝庫・東北地方を中心に、各地の民謡を紹介する本格的民謡番組。（１９７３年２月３日放送開始）◆スタジオを出て東北各地を訪ねる「味な民謡・旬な旅」のシリーズ。今回は映画「たそがれ清兵衛」の原作者・藤沢周平の故郷山形県鶴岡市を訪ね、地元の民謡を紹介する。曲目は、「湯田川神楽」、上野ゆり「酒田甚句」、五十嵐孝「福は内」、高橋孝「最上川舟唄」。

瀬戸内海は、海運の要地として培われた豊かな歴史と、多島海の景観に代表される美しい自然を有してきた。そんな瀬戸内海の「今」を、それぞれの地域から紹介する。（２００２年１０月７日・２００３年９月２２日、全５０回）◆この回は「花と浦島の里」。