テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

山田太一ドラマスペシャル 終りに見た街

番組ID
015669
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2005年12月03日(土)21:00~23:21
時間(分)
121
ジャンル
recent_actorsドラマ
放送局
テレビ朝日(EX)
製作者
テレビ朝日(EX)
制作社
テレビ朝日(EX)
出演者
スタッフ
作:山田太一、音楽:坂田晃一、演出:石橋冠、企画:岩永恵、制作統括:早河洋、プロデューサー:内山聖子、プロデューサー:太田雅晴、プロデューサー:大野秀樹、チーフプロデューサー:五十嵐文郎、美術:有尾達郎、美術:川畑満彦、効果:山室敦嗣、撮影:山下悟、撮影:宮本幸夫、照明:小林靖直、音声:金泉直樹、映像技術:守屋誠一、音響効果:下城善行、技術:吉野誠、編集:高橋稔、編集:伊藤芳行、記録:中島まさ子、CG:高橋正紀、CG:尾上由香、CG:江村美香、CG:林隆之、監修:熊谷直
概要
システムエンジニアとして働く平凡な男の一家4人が、突然1944年6月にタイムスリップ。同じく過去の世界に飛ばされた幼馴染の一家とともに、戦時下を生き抜こうと奮闘する。戦争を体験した最後の世代である脚本家・山田太一が、戦火の絶えない世界へのメッセージとして1982年放送の同題のドラマを自ら“現代版”に再執筆した。終戦60年特別企画。◆東京郊外に住む清水要治(中井貴一)は、妻の紀子、中学2年の信子、小学5年の稔の4人家族。30年ぶりに会った小学校時代の親友・宮島と会った2日後に、事件が起こった。妻に揺り起こされた要治が窓の外を見ると、隣家はもちろん家は1軒も見当たらず、深い雑木林に変わっていた。様子を確かめようと外に出た要治は、小旗を振りながら出征する兵士を見送る人々に出くわす。神社の境内にあった掲示板には、「時局講演会」のポスターが貼られ、昭和19年9月と書かれていた。
受賞歴
ギャラクシー賞(第43回奨励賞)

同じ年代の公開番組

四国地方の土木遺産 生命の水を繋ぐ遺産 ~色あせない思い出 赤レンガの佐古配水場~

四国各地の貴重な土木施設にまつわる歴史やエピソードを紹介し、その魅力や意義に迫るシリーズ。この回は徳島県徳島市の佐古配水場をとりあげる。◆大正15年(1926)イギリス積みの煉瓦造り「徳島市水道局佐古配水場ポンプ場」の工事が始まった。当時の費用で260万円という、市の年間予算の3倍の巨費を投じた一大事業であった。明治時代、徳島では赤痢や腸チフスなどの伝染病が毎年発生し、全国平均を上回る死者が出ていた。一般家庭に水道水を供給する目的でつくられた佐古配水場は、平成7年(1995)までその役割を果たしていた。そして今もなお、災害などの突然の停電に備えてその発電機はいつでも動かせるように手入れがされており、佐古配水場のポンプはその機能を失うことなく生き続けている。人口およそ26万人の近代都市徳島を支えてきた佐古配水場は、平成9年に県内で初めて国の登録有形文化財に指定された。「佐古の浄水場」として広く市民に親しまれている。水の都・徳島には、人と水を繋ぐ土木遺産がある。


cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養tvテレビ番組