テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

金曜時代劇 蝉しぐれ〔2〕 蟻のごとく

番組ID
015872
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2003年08月29日(金)21:15~21:58
時間(分)
43
ジャンル
swords時代劇
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK、NHKエンタープライズ
出演者
スタッフ
原作:藤沢周平、脚本:黒土三男、音楽:小室等、主題歌:普天間かおり、演出:佐藤幹夫、制作統括:菅野高至、制作統括:秋山茂樹、撮影:小野彰久、照明:鴨下正美、美術:山口類児、編集:石川真紀子、技術:住吉宏貴、音声:入川健一、音響効果:若林宏、CG:保谷瑠美子
概要
架空の小藩・海坂藩を舞台に描く、下級武士の子・牧文四郎の成長譚。悲運や陰謀に翻弄されつつも剣を極め、己の道を真っ直ぐに歩み続ける青年の物語。原作:藤沢周平。(2003年8月22日~10月3日放送、全7回)◆第二回「蟻のごとく」。世継ぎ争いに加担したとして捕らえられた父・助左衛門(勝野洋)が切腹を命じられた。最後の「わしを恥じてはならぬ」という言葉を胸に刻んだ文四郎(内野聖陽)は、投げかけられる嘲笑に耐えながら、駆けつけてくれたふく(水野真紀)と二人で蟻のように父の遺骸を載せた荷車を曳いて坂道を登る。家禄が減らされ、母と長屋に移った文四郎は、ふくが江戸へ奉公に出ると挨拶に来た日に会えずじまいだった。
受賞歴
モンテカルロ国際テレビ祭(第44回ゴールドニンフ賞)

同じ年代の公開番組

ふくしまの素顔 天山文庫 ~蛙の詩人がこよなく愛した住処~

福島県双葉郡川内村にある天山文庫。ここはカエルや富士山の詩で有名な詩人、草野心平ゆかりの建物である。この建物のできた経緯が面白い。心平がモリアオガエルについてエッセイを書いたところ、川内村から「ウチの村にも同じカエルがいる」と招待を受けた。昭和28年8月にはじめて川内村を訪れた心平は、村の人々と豊かな自然に心をうたれ村との交流が始まったのである。◆その後、毎年のように村を訪れ、昭和35年、心平は名誉村民となる。村では名誉村民の褒章として毎年木炭100俵を送ることにした。その木炭の返礼として、蔵書3,000冊を村に寄贈したところ、本を保管する場所を作ろうと、文庫建設の話がもちあがった。建築は村の人が、土地を提供できる人は土地を、木材を出せる人は木材を、手伝える人は手伝うなど、村あげての労働奉仕によって建てられた。天山文庫の名は、東洋と西洋を結ぶ「シルクロード」にそびえる天山山脈になぞらえ、みちのくと中央の交流、人と人との出会いを大切にしたいという熱意を込めて、心平が命名した。心平は、この住処をこよなく愛し、たびたび訪れ長居したという。文庫の蔵書は、心平だけではなく、他の文学者や出版社からも無料で提供され、詩の本を中心にバラエティに富んでいる。◆文庫落成を記念して昭和41年に行われた第1回天山祭りは、以後毎年開催されている。天山祭りは、心平の写真を囲みながら青竹を二つに割った器に、色とりどりの山菜料理などを肴に盃を傾ける。村の伝統芸能である獅子舞、浦安の舞、神楽舞が披露され、笛や太鼓で川内甚句も飛び出す。この日は、村内はもとより、県内外から心平を偲んで多くの人々が集まってくる。◆日本むかしばなしのような素朴な好意が、何度も行ったり来たりして形となり、今も残っている。天山文庫は、詩人と川内村の人々とで生み出した、1つの詩のような場所である。心平は昭和63年に85歳で永眠するが、天山祭りば今も続けられている。◆明治36(1903)年、心平はいわき市小川町に生まれた。今年は生誕100年目となる。いわき市は生誕100年記念事業として、生家を修復してオープンさせた。◆番組では草野心平と川内村の人々との心の交流から天山文庫の出来るまでを描き、天山祭りや心平の生家・作品を紹介する。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組