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テレビ番組

週刊ことばマガジン 宮城県「ほまず」

番組ID
016144
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放送日時
2005年07月02日(土)09:45~10:00
時間(分)
14
ジャンル
school教育・教養
放送局
東日本放送(KHB)
製作者
東日本放送(KHB)
制作社
東日本放送(KHB)
出演者
スタッフ
監修:小林隆、音楽:佐藤将展、撮影:加藤諭志、音声:高橋喜樹、演出:山本友美、制作:加藤昌宏
概要
東北と新潟の「ことば」にまつわる物語に深く入り込み、その魅力を発見する知的エンターテインメント番組。毎回1つの方言をピックアップし、地元局のアナウンサーがその歴史や使われ方をレポートする。案内役はコージー冨田。東北6県と新潟県でブロックネット。(2005年4月2日放送開始)◆「ほまず」とは宮城県気仙沼地方の方言で、へそくりや臨時収入のこと。語源は「ほまち」。その昔、風を待つ帆掛船の乗組員が暇を利用して小遣いを浜や港で使ったことに由来する。気仙沼では回船が風を待つ間、乗組員が使った小遣い銭のことを「帆待ち」と呼び、「ほまち」が変化して「ほまず」になった。気仙沼大島には風待ち浜と呼ばれる漁港が今も残る。この浜には藩政時代、料理屋や宿があったといわれるが、今は跡形もなく、風待ち神社だけが残る。ちなみに「ほまち」は江戸語で、この言葉は日本各地に伝わり、それぞれの地方で使われていたが、多くの地域では廃れてしまった。

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