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テレビ番組

榎木孝明が描く風景 ~日本の世界遺産~ 京都

番組ID
200116
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放送日時
2004年01月27日(火)19:55~20:49
時間(分)
46
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養
放送局
BSテレビ東京(BSジャパン)
製作者
ゼロクリエイト
制作社
BSテレビ東京(BSジャパン)、ゼロクリエイト
出演者
榎木孝明、ナレーション:笹峯あい
スタッフ
構成:政宗史子、演出:平野雅士、制作:大野晴雄、制作:伊織秀二、撮影:堺義治、編集:藤塚正次郎、音響効果:小関尚孝
概要
京都には、世界に誇る文化遺産が数多く揃っている。画家、榎木孝明の秋の一日を追う。◆京都駅近く、東寺の五重塔は日本一の高さだ。その威容を全身に受け止めて、榎木は無心に絵筆を走らせる。◆二条城では、落雷のため250年前に焼け落ちた、天守跡の石垣と濠の風情に心をとめる。◆夢窓疎石が心血を注いだ天龍寺の庭、秀吉の花見の宴の醍醐寺、観光客で賑わう清水寺。国宝揃いの社寺仏閣の佇まいを眼前にして、榎木は丹念に境内を歩き廻り、心の琴線に触れるアングルを探し出す。◆古都京都の文化財

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大堀相馬焼は、双葉郡浪江町(旧大堀村)一円で生産される焼き物で、素朴な味わいの中に、親しみのこもった楽しさが感じられ、一度見たら忘れることのできない、強い個性を持っている。この大堀相馬焼には、大きな三つの特徴がある。一つめは、「青いひび」といわれるひび割れが、器全体に拡がって字模様になっているということ。二つめは、狩野派の筆法といわれる、熟練した筆使いで、疾走する馬の絵が手描きされているということ。三つめは、「二重(ふたえ)焼」といわれ、製品の構造が二重となっているため、湯呑みなどは、お湯を入れても冷めにくく、手に持っても熱くないということだ。◆日用品でありながらも、深い味わいのある焼き物として知られている大堀相馬焼は、焼成後窯だしの際に、冷却によって「ぴーんぴーん」という貫入音(ひび割れ)が鳴り響く。この貫入音は、日常生活に潤いと安らぎを与えてくれる心地よい音として、福島県の「ふくしまの音30景」に認定されている。◆創業はおよそ300年前で、相馬藩士半谷仁左衛門の下僕、左馬という人物が創始者とされ、最盛期には、窯元の数も100数戸に及んだ。現在では23軒の窯元が組合をつくり、様々な陶芸家達が大堀相馬焼に情熱を注ぐ。◆番組ではこれらの窯元を中心に、大堀相馬焼とはどんな焼き物なのかということはもちろんのこと、新しいことにも取り組みつつ大堀相馬焼の歴史と伝統を守る窯元たちの焼き物に対する情熱を紹介する。


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