シチュエーション・コメディ「やっぱり猫が好き」の新作の舞台は時代劇。江戸の町を恩田三姉妹が駆け抜ける。◆「新しい家族がやってくる」の巻。レイ子（室井滋）ときみえ（小林聡美）はいつも知ったかぶりをして自慢しあっている。そこにかや乃（もたいまさこ）が街で白い布をかぶった人から『ゾウ』を飼ってくれないかと頼まれ引き受けて帰ってきた。ゾウを知らない２人はまたも知ったかぶりをするのだが…。◆「ウラハラきみちゃん」の巻。江戸時代のとある長屋。ある日、舞台を終えたレイ子が長屋を訪れると、かや乃がなにやら悩んでいる。きみえの様子がおかしいというのだ。そこへきみえが帰ってくる。嬉しいのに怒り出し、困っているのに笑い出す。やはり何か変だ。なんときみえは自分が思っていることとは逆の感情が出てしまう「ウラハラの病」にかかってしまったらしい。

地球の未来のために自分たちができることは何か、子どもたちが考え行動することを応援する小学校高学年向け環境教育番組。落語家・林家たい平のナビゲーションで、ゴミ・エネルギー・生態系・食の安全などの環境問題を紹介。それを受けてアニメキャラクター「こたい平一家」と共に、暮らしと地球環境とのかかわりや環境のためにできることを考える。（２００７年４月２日～２０１２年３月１５日放送）◆第１回。日本で私たちが捨てたゴミが海流にのって、遠く南の島で自然や生き物に影響を与えている。そのことから、地球環境と自分たちの暮らしが直接つながっていることを学ぶ。九州・大分県の中津干潟や、北太平洋にうかぶミッドウェー諸島で取材。

脊振山系のふもとにある佐賀市三瀬村、四季折々の自然が楽しめる環境にアトリエを構える版画家・佐保生氣さん。独学の版画は力強い直線と独特の色使いが魅力。２４歳の時に腎臓をわずらい、人工透析を受けなければならない体になりながら、数々の作品を生み出してきた。しかし、彼を更なる試練が見舞う。病気が原因の右半身麻痺、さらに制作を手助けしてくれた母の死。不幸を乗り越え、左手一本で版画を彫り続ける佐保さんの情熱を描く。

１９５７年（昭和３２）に始まった料理番組「きょうの料理」。その放送５０年を記念した視聴者参加の家庭料理コンテストの模様をおくる。「１０分で完成！簡単スピード料理部門」「愛情たっぷりお弁当部門」「わが家の自慢料理部門」の３部門で、全国の料理自慢からレシピを募集。予選を勝ち抜いた総勢９人が、料理の発想やテクニック、料理への思いを生放送で披露する。スタジオの審査員５０人による試食と投票で、各部門のグランプリが決定される。

壮絶な“いじめ”をリアルに描いた大人気漫画のドラマ化。追い詰められながらも、本当の友人と出会い、困難に立ち向かう姿を描くヒューマン学園ドラマ。原作：すえのぶけいこ、脚本：根津理香。（２００７年６月３０日～９月１５日放送、全１１回）◆第１回。成績の良くない主人公・椎葉歩（北乃きい）は、頭の良い親友・夕子（大沢あかね）が目指す高校に一緒に入学するため、夕子に勉強を教えてもらい見事、難関高校に合格する。ところが、一番行きたがっていた夕子は不合格となってしまい、夕子から「あなたなんていなければよかったのに」と言われてしまう。友情が崩壊し、歩は他人と話さなくなってしまうが、クラスメイトの安西愛海（福田沙紀）ら数名が歩を迎えてくれ、歩は再び前向きになる。そんなある日、歩が愛海の恋人を奪おうとしていると誤解されたことから、歩は愛海たちにいじめられるようになっていく。

自転車レーサーとしても活躍する小学校の女性教師のクラスに密着。自らの挑戦を通し、子どもたちにも夢や目標に挑戦することの大切さを伝えようとする姿を描く。◆日本一の山・富士山を自転車で駆け上がる「Ｍｔ．富士ヒルクライム」で前人未到の３連覇を目指している矢沢先生。スランプに陥って落ち込む先生を、クラスの児童が励ます。いよいよレース当日、子どもたちの大声援の中、果たして先生の３連覇はなるのか。

引きこもりや不登校で高校を退学した子どもたちが通うフリースクールの半年間を追う。◆池の原フリースクールは、通信制高校のサポート校として、週に一回のスクーリングを行っている海辺の小さな学校（現在は移転）。沓名和子さんは３０年勤めたベテラン教師。かつて不登校の子と関わろうとして却って追い詰めてしまった苦い経験をもとにこのスクールを始めた。教師や学校に対して不信を抱いていた子どもたちが、沓名さん夫妻を「ママさん」「パパさん」と親しみをこめて呼ぶ笑顔の秘密が、子どもたち自身の口から語られる。

天才的な手術テクニックを持つが、人に心をひらかない女医・栗原ともみ。秘かな目的のために、高い報酬を求めて東京から地方の病院にやってきた彼女は、そこで患者たちと心をふれあわせる努力をする羽目になり、人としての成長を果たしていく。（２００７年４月７日～５月１２日放送、全６回）◆最終回「明日の私」。海岸病院に戻ってきたともみ（菊川怜）は、堀田院長（津川雅彦）が悪性リンパ腫に侵されていたという非情な現実に打ちのめされる。時を同じくして、小康状態だった入院患者・陽子（佐津川愛美）の病状が悪化する。彼女の手術の日程が決まり、ともみが執刀医を務めることになる。ともみは、自分がここにやってきた真の理由を、同僚の友香（森口瑤子）に告白し、陽子のオペを執刀する。