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テレビ番組

どーんと鹿児島 埋まらない空白 ~志布志事件・捜査の闇~

番組ID
201508
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放送日時
2007年05月31日(木)19:00~19:55
時間(分)
46
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
南日本放送(MBC)
製作者
南日本放送(MBC)
制作社
南日本放送(MBC)
出演者
ナレーション:植田美千代
スタッフ
美術:井口純子、撮影:内村廣行、撮影:江夏豊、撮影:樹大輔、撮影:西原英典、撮影:牧尚聖、撮影:藤木隆広、ディレクター:和田俊之、プロデューサー:有山貴史
概要
今年(2007年)2月23日、鹿児島地方裁判所で無罪判決が言い渡され、被告とされた志布志市の住民たちは喜びに沸いた。2003年の県議選で、わずか7世帯20人あまりが寄り添うように暮らす山間の集落から突然逮捕者が続出した「志布志事件」。初当選した中山信一県議の選挙運動を巡り懐集落の民家で4回の買収会合が開かれたとされた。しかし、3年7ヶ月に及ぶ裁判で、鹿児島地裁は「客観的証拠は全くない。自白は信用できない」として、全員に無罪を言い渡した。その後、裁判で被告らの供述の矛盾が露呈することを恐れ、県警と地検が行った口裏合わせともとれる協議の内容が発覚する。権力に踏みにじられ、傷つけられた集落では住民同士が再び絆を深める。なぜ事件は作りあげられたのか。いまだ闇の中のその真相を求める元被告たちは、心に埋まらない空白を抱える。
受賞歴
「地方の時代」映像祭(2007優秀賞)

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NHKスペシャル 鬼太郎が見た玉砕 ~水木しげるの戦争~

妖怪漫画で知られる水木しげるが自らの戦争体験を描いた「総員玉砕せよ!」をもとにしたドラマ。◆昭和46年(1971)、漫画家・水木しげる(香川照之)は「ゲゲゲの鬼太郎」などの執筆で忙しい中、無理やりに休暇をとって、赤道直下のパプアニューギニアを旅した。水木は太平洋戦争中、21歳の時に召集され、南方の激戦地・ニューブリテン島ラバウルに送られた。当時、連合軍に島の半分を占領されて、日本軍の敗色は濃厚。水木二等兵は最前線の小隊に配属され、過酷な戦場を生き抜いた。以来、26年ぶりに踏むニューギニアの大地。そして、これがそもそものきっかけだった。◆昭和47年となり、日々連載の締め切りに追われる水木の周りで奇妙な出来事が相次ぐ。行きもしないレストランから請求書が届き、連れ込み旅館で水木の姿を見かけたと編集者に言われる始末。おまけに水木の行く先々には、夢か幻か、南方の象徴であるハイビスカスの花が咲き誇っている。やがて水木は「何者かに押される形」で、自身の戦争体験を漫画に描き始めた。◆水木は、自らの戦場体験を渾身の力を振り絞って描いた。そして漫画は否応なく、戦友たち皆が玉砕したあの“聖ジョージ岬”へと進んでいく。「総員」が「玉砕」への道に向かわざるを得なかった、あの理不尽な出来事へと…。


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