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テレビ番組

1億人の富士山スペシャル 遙々 ~お江戸より御山参詣~

番組ID
201593
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放送日時
2008年07月19日(土)13:00~13:55
時間(分)
48
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
山梨放送(YBS)
製作者
山梨放送(YBS)
制作社
山梨放送(YBS)、ファーストビジョン
出演者
語り:武田広
スタッフ
制作統括:河野義信、制作:中島一彦、制作:土橋巧、演出:都倉公済、構成:佐藤公彦、撮影:種田淳一、撮影:岡部常夫、音声:窪田務、編集:梅津亮輔、整音:大久保達朗、CG:丸茂敦子、題字:高保さつき
概要
江戸時代に栄えた山岳信仰「富士講」。その名残を今に伝える富士山のお山開き行事。当時、庶民の間では富士山に登ることで健康や幸せが得られると考えられていた。自らの生き方をみつめるため、家族のため、百キロ以上も離れた富士の山頂を目指した旅人たち。それは厳しい自然と闘う試練の旅でした。◆それから300年の時を経て再び、東京から富士山までを徒歩で目指す旅人たちが集まった。「御山参詣 富士まで歩こう2008」、旧甲州街道から国道139号線を抜け、富士吉田市まで125kmを歩きぬく旅が始まった。日々発展し便利になっていく世の中で、なぜ今人々は再び大地を踏みしめ歩くのか。そこに秘められた想いとは。富士山という日本一の目標に向かって、どんな困難も自分の力を信じ乗り越えてゆく。新たな一歩を踏み出すためにこの旅があるのだという。◆そんな新天地を目指すのは12人の旅人たち。20代から70代まで、普段は交わることのない幅広い年齢層が集まった。自分への挑戦、出会い、そして人生の節目。それぞれの想いを胸に富士を目指すことを決めた旅人たち。そこには富士の洗礼ともいえる数々の試練が待ち構えていた。途方もない距離に悲鳴をあげる身体、押し寄せる疲労に足の痛み。無事にゴールすることはできるのか。そんな彼らの支えとなったのは沿道にたつ人たちの応援だった。見ず知らずの人がかけてくれる力強い言葉、向けられる優しい笑顔。人間関係が希薄な現代社会に人情という小さな花が咲く。

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