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テレビ番組

ラララ白山 かつ先生のふしぎ教室〔9〕 白山のバンソウコウ SABO大作戦!

番組ID
201603
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放送日時
2004年07月24日(土)11:45~12:00
時間(分)
11
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養
放送局
テレビ金沢(KTK)
製作者
テレビ金沢(KTK)
制作社
テレビ金沢(KTK)
出演者
スタッフ
制作:金本進一、演出:中武守、撮影:窪克秀、音楽:S.E.N.S.
概要
日本三名山のひとつ白山の大自然の魅力を、「かつ先生」こと尾張勝也さんが地元の子どもたちと一緒に理科の視点から伝えるシリーズ。(2004年4月17日開始)◆昭和9年、白山の市ノ瀬周辺から手取川河口にかけて、未曾有の大惨事が起きた。手取川大洪水、ことしは洪水から70年と節目にあたる。かつ先生は被害の多かった川北町の子供たちと白山砂防科学館を訪れる。模型を使った砂防と土石流の実験に驚く子供たち。砂防えん堤は、流れ出す土砂の勢いを止める大事な役割がある。もともとこの砂防は白山が発祥の地。「SABO」は国際語にもなっている。しかし砂防えん堤の本来の目的は、土砂を止めることではなかった。川に砂防があると、砂やドロがどんどん溜まるので、新しい砂防を作るより、溜まったドロを取り除けばいい。実はこの砂防えん堤はドロを溜めることこそが仕事なのだ。深く切れ込んだ谷の底の部分に土砂を溜めることで、両岸が崩れるのを防いでいる。まさしくバンソウコウの役割をしていたのだ。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第53回放送活動部門入選)、日本民間放送連盟賞(第54回特別表彰部門青少年向け番組最優秀)

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追悼 杉本健吉画伯 感激は受胎

2004年2月にこの世を去った画家・杉本健吉氏は「感激は受胎」という言葉をよく口にした。毎日の生活の中で垣間見る命の感激が新たな創作を生む源だという意味である。絵画のみならず、陶芸、木彫、紙工作など様々な創作に取り組む姿を15年にわたって追い続けた膨大な取材映像を元に、杉本画伯の画家人生を振り返る。◆杉本画伯に心酔する画家・黒田征太郎さんが愛知県美浜町立上野間小学校の子どもたちを杉本美術館に招き、「杉本さんの絵をみて感じたことを絵にしてみないか」と話しかけた。子どもたちは様々な作品から感じとったものを絵や工作で表現した。感受性に満ちた子どもたちの作品を見て、黒田さんは、いつまでもその感覚を持ち続けて欲しいと子どもたちにやさしく語る。その後、美術館を出た黒田氏は、杉本画伯の四女清子さんの案内で画伯が好きだった場所を巡る。「船の家」「聚楽園」「旧カブトビール工場跡」、そして自宅へ。自宅アトリエの机の上には、画伯愛用の筆や絵具がそのまま残されており、黒田氏はそれらがごく普通の絵具や筆であることに驚く。杉本画伯がカブトビール工場跡を描こうとしていた100号キャンバスもそのまま残されていた。清子さんは、そのキャンバスを使って、画伯が計画していた工場跡の絵を黒田さんに描いて欲しいと提案した。黒田氏はいったんは固辞するが、絵を描くことを決意する。


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