テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

テレメンタリー2009 ソックモンキーは負けない ~ある授産施設の挑戦~

番組ID
202331
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2009年01月11日(日)06:30~07:00
時間(分)
26
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
秋田朝日放送(AAB)
製作者
秋田朝日放送(AAB)
制作社
秋田朝日放送(AAB)
出演者
語り:安田佑子
スタッフ
構成:阿部聖、タイトル:中泉一恵、音響効果:田口恭平、MA:一色勇人、整音:兼清和寛、音声:畠山亜希子、撮影:滝田裕紀、編集:滝田裕紀、ディレクター:山崎宗雄、プロデューサー:山崎宗雄
概要
東京の新名所、流行の最先端の品々をそろえた六本木・東京ミッドタウンのセレクトショップに並ぶ、手作りのぬいぐるみ。ひとつひとつ個性のある顔立ちをしたソックスで作られたサルが、秋田の授産施設を支えている。自立支援法がもたらした混乱と戦う現場を、ソックモンキーに託して描く。◆秋田県庁で長年福祉にかかわる仕事をしてきた川村さんが私財を投じて開設した授産施設「緑光苑」では、身体障害をもつ人たちが作業に励んでいる。「1ヵ月22日働いて1万5千円では人間扱いではない」と東北各地を駆け回って仕事を集め、利益率の高いソックモンキーづくりを導入した川村さんの長女は、47歳で病に倒れた。障害者だからという特別扱いではなく、仕事としての切磋琢磨があり、そこから自立と誇りが生まれてくるのだと語った彼女。しかし障害者自立支援法が施設の財政に打撃を与えた。自立支援という美辞麗句のもとに負担増を押しつけられた現場を、熱意だけが支えている。

同じ年代の公開番組

FNSドキュメンタリー大賞 助産師 小林康乃

助産師となって43年、とりあげた赤ちゃんは3000人以上という小林康乃さんの姿を通し、「命」の意味を考えるドキュメンタリー。◆産婦人科医不足が社会問題化するなか、豪雪地帯として知られる福島県南会津町では出産できる病院が無くなってしまった。南会津地方で唯一の出産できる施設となった中嶋助産院。小林康乃さんはその中嶋助産院の助産師だ。◆昭和30年代までは集落ごとに「産婆さん」がいて、出産に大きな役割を果たしていたというが、医療の発達と共にその数は減少している。福島県内でも「助産院」の看板を掲げているのは、中嶋助産院だけとなった。一方、深刻な産婦人科医不足を受けて、福島県は助産師を育成するための助成制度を導入するなど、その役割を見直す動きが出てきている。目指すのは、助産師と医師が尊重しながら支えあう出産。それはかつて助産師が産婆さんと呼ばれていた時代と同じだ。◆「新たな命の誕生に向き合うときの“祈り”は、ずっと昔から変わらず受け継がれてきたもの」と話す小林さん。取材を重ねるうちに小林さんのもう一つの“祈り”を知ることになった。長女の死について淡々と話す小林さんだが、それは深く傷つき、悩んだ末にたどり着いたものだった。決して弱音を吐くことのない小林さんが墓前で娘に語りかけた言葉は、母親としての心の叫びだった。長女の遺書に記された言葉を、小林さんはこれからも背負い続けていく。◆自然な出産を望む若い夫婦が、中嶋助産院で初めての子どもの出産を決めた。しかし、医療行為ができない助産院での出産では陣痛促進剤などを使わないため、赤ちゃんが生まれてくる力を信じて待つしかない。陣痛が始まって40時間、超難産の末に若い夫婦は命の誕生というかけがえのない瞬間を迎える。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
ダイドードリンコスペシャル 阿波おどり2009 立派な阿呆になりました ~県外出身の天水たち~

8月12日から4日間開催される徳島の阿波おどり。県外から徳島に来て踊りに魅せられた人たち、3組のそれぞれの夏を描く。◆蜂須賀連に所属し、この夏「桟敷」デビューを果たした阪本和美さん。自衛隊で調理員として働く彼女は、長崎の基地で阿波踊りに出会い、一年前に異動で徳島へやってきた。阿波踊りに魅力を感じていた彼女はすぐに蜂須賀連に入り、練習は常に一番乗り、また休日は基地内の体育館で一人練習に打ち込んでいる。阿波踊りが好きで、とことんうまくなりたいという阪本さん。お初舞台にいたるまでの苦労や努力、そしてその先にある感動を追う。◆宮上亮さんは広島県出身の徳島文理大学3年生。入学してすぐのサークル紹介で見た阿波踊りに一目ぼれし、大学の連に入部。いまでは常にうちわを持ち歩き、時間さえあればどこでも踊るまでになった。その彼にはどうしてもやりたいことがある。それは20人の連員で集団の美をみせる踊りで、先頭で踊ること。果たして、宮上さんはその目標を果たすことができるのか。◆ケニア出身のステファンさん親子は、徳島に住んで11年目。ステファンさんは、徳島に住む限りは阿波踊りをしなければもったいないと思い、「阿呆連」に入り踊りを始める。実際経験してみると、細かい手の動きや足のさばき、さらに姿勢に至るまで、見るとするとでは大違いで、阿波踊りの奥深さに驚いたという。練習してレベルアップした自分達を見てもらいたいというステファンさん。その目標に向かう親子2人の挑戦の行方は…。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組