テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

UTYスペシャル あかねの季節 山里からの日々便り

番組ID
203366
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2008年05月22日(木)18:55~19:54
時間(分)
52
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
テレビ山梨(UTY)
製作者
テレビ山梨(UTY)
制作社
テレビ山梨(UTY)
出演者
語り:池田鉄洋
スタッフ
演出:保坂麻樹、制作:松土健司、制作:飯田秀實、撮影:長田和也、音響効果:幾代学、音響効果:吉田紗和子、CG:古屋利恵子
概要
甲府盆地の南、山深い尾根の集落で、江戸時代に建てられた農家の蚕室を修復して移住してきた女性の日々の暮らしを、彼女が読んだ短歌とともにつづり、「幸せ」とは何かを考える。◆青柳さんが近萩集落に移住して19年が経つ。借りている蚕室の家賃は年に3万円、内装は自分でいまだに修復している。最初は鴨居を塗るのに3日かかったというが、今では大雑把ながら手慣れたもの。がらんとした蚕室を借りて直して住むと言ったときは、子どもたちはもとより兄弟親戚にまで大反対されたという。古民具や近くの草花を飾る暮らしはいかにも流行りの古民家住まいに見えるが、彼女が山に移住することを決めたのは、31年前に急逝した夫と交わした「老後は山で暮らしたい」という約束のためだった。

同じ年代の公開番組

イシカワパラフレーズ誕生 ~交響曲が生まれる瞬間~

石川県をテーマにした交響曲「イシカワパラフレーズ」が、作曲され、初演で演奏される過程を追う。◆2006年の岩城宏之氏の逝去後、石川をテーマにした交響曲を作ろうという機運が県内に盛り上がる。偉大な創設者をなくしたオーケストラ・アンサンブル金沢の将来を案じてのことだった。作曲を引き受けた一柳慧氏の許には諸方面から「百万石の伝統文化」「地元の音やメロディ」などと曲への要望が集まる。ニ代目音楽監督に就任した井上道義氏が初演の指揮者に決まると、井上氏も「岩城さんを追悼するワルツを」とリクエスト。そこに能登半島地震まで発生するが、様々な要素を組み込みながら、「交響曲 石川」が完成していく。だが、交響曲の誕生までには、さらに大きな壁が待ち受けていた。一柳氏は初演を誰が務めるかで、曲の表現は大きく左右されると語る。作曲家の頭の中で生まれた曲は、指揮者と演奏者によって息を吹き込まれていく。リハーサルを重ねて迎えた初演、作曲家と指揮者の間に生まれた共鳴は、まさに音楽が今という時代を切り取ったことを物語っていた。


cinematic_blurドキュメンタリーmusic_note音楽tvテレビ番組